クロッキー的発想で……「April」を絵に!

「April」、意味は4月で春のイメージ。でもよく見れば5つのアルファベットがいろんな線や形を描いてならんでる。それをよーく見ていると何かに見えてきませんか。今日の最初の課題は、「このアルファベットに自由に線や形を加えて、自分の思う絵を描いてみましょう。」

 

時間をかけずに思いつくまま手をうごかしてみましょう。こんな楽しい世界が生まれましたよ。生徒さんの作品。

2つ目の課題は人物画のクロッキー。時間は10分くらいで、ダーマトグラフという濃い色の鉛筆で描きます。そして、一枚の紙の中に上手く収めるためには、何よりバランスが大事。鉛筆を使ったり、デザインスケールをつかって位置を決めてから描き始めます。

啓茶先生の的確な指導で、いつのまにかみんなコツを覚えていってるようです。最後に、みんなで作品を見せ合うのも楽しい時間となっています。

 

絵を描いた後は、錦織牧師から聖書のお話です。

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私は教会で育ちましたが、高校生の時に「本当に神はおられるのだろうか?」と悩んだこともありました。その時に、私は自然界の中に神の存在を感じました。木の葉の葉脈を見ながら、これを神が造られたのだと、受け取ることができました。

 

聖書の中にはこのような言葉があります。

 

なぜ着る物のことで心配するのですか。野の花がどうして育つのか、よく考えなさい。働きもせず、紡ぎもしません。しかし、わたしはあなたがたに言います。栄華を極めたソロモンでさえ、この花の一つほどにも装っていませんでした。今日あっても明日は炉に投げ込まれる野の草さえ、神はこのように装ってくださるのなら、あなたがたには、もっと良くしてくださらないでしょうか。(マタイ6:28-30)

 

神はこの自然界を造られただけではなくて、今も、自然界に心を向けて、野の花を着飾らせてくださる、それ以上に、あなたのことも心にかけておられるんだよ、だから、心配しないで大丈夫だよ、というのです。

 

神様は私たちのことを心にかけておられます。ですから食べるもの、着るもの、心配しないで、神様を信頼していきましょう。何よりも、神様に愛されていることを感謝して歩んでいきましょう。

 

錦織牧師

 

🍌バナナアート、やって楽しく食べても美味しい芸術🍌

日本のテレビ番組「プレバト」をご存知ですか。俳句を中心に、水彩画、消しゴムハンコ画、シャッター、絵手紙、盛り付け、生花、貼り絵・・・など芸能人が素晴らしい才能を見せてくれる番組です。今日はMさんが、その中から家族みんなですぐに楽しめるバナナを使ったアートを紹介してくれました。

色鉛筆画も素晴らしいアート‼︎  プレバトの作品を見ながら、 色鉛筆の選び方で絵の具の3原色とは違う発色のおもしろさも説明してくれました。

バナナにいきなり針や爪楊枝でチクチク描き始めます。バナナの使い方は自由、縦、横…。色の濃さは、針を刺す数や深さ、時間によって変化します。

可愛い動物たちが現れました。・・・「才能アリ‼︎💕」・・・

今度はバナナとお皿を見ながら、発想を自由に飛ばしてクロッキー画!

啓茶先生とみんなの作品を鑑賞しコメントをいただきました。

誰にでも簡単にできるバナナアートは、五感でアート能を刺激してくれると思います。是非一度お試しあれ!!

続いて錦織先生の聖書のお話です。

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最近、家族から「テレビの音が大きい」と言われることが増えてきました。ずっと「単なる好みの問題だろ・・・」と思っていたのですが、昨日、他の集まりで「ん?右の耳で聞くときと、左の耳で聞くときで聞こえ方が違う・・・」と気がついたのです。

それで、今朝アプリで「聴力検査」を探して、試してみたら、なんと「高度難聴」!お医者さん行かねば・・・と思っているとこです。(その後、静かなところで落ち着いてテストしたら、そこまでは悪くないようですが、ちゃんと調べないといけないですね・・・)耳を大切にしないといけないですね。

そこで、今日はこの聖書の箇所を紹介したいと思いました。

マルコの福音書 7章31~37節

イエスは再びツロの地方を出て、シドンを通り、デカポリス地方を通り抜けて、ガリラヤ湖に来られた。人々は、耳が聞こえず口のきけない人を連れて来て、彼の上に手を置いてくださいと懇願した。そこで、イエスはその人だけを群衆の中から連れ出し、ご自分の指を彼の両耳に入れ、それから唾を付けてその舌にさわられた。そして天を見上げ、深く息をして、その人に「エパタ」、すなわち「開け」と言われた。すると、すぐに彼の耳が開き、舌のもつれが解け、はっきりと話せるようになった。イエスは、このことをだれにも言ってはならないと人々に命じられた。しかし、彼らは口止めされればされるほど、かえってますます言い広めた。人々は非常に驚いて言った。「この方のなさったことは、みなすばらしい。耳の聞こえない人たちを聞こえるようにし、口のきけない人たちを話せるようにされた。」

この人は耳が開かれたときに舌のもつれも解けた、のです。

この順番が大切です。

何を聞くか、ちゃんと聞いているかによって、語る言葉が変わります。どんなインプットがあるかによって、どんなアウトプットが生まれるかが変わるのです。

積極的な励まされる言葉を聞いていれば、そのような言葉が自分の口からも出てくるのです。神様からの愛の言葉、励ましの言葉をいつも聞いて、人を励まし生かす言葉を出す者とならせていただきたいですね。

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NYCのアート: エドワード ホッパーの愛するニューヨーク

今月は、アメリカNJ出身のアーティスト、エドワード ホッパーを啓茶先生が紹介して下さいました。現在NYCホイットニー美術館でEdward Hopper’s New York 展が開催中。先週啓茶先生が見てこられ、そのデッサン力にあらためて魅了されたそうです。光と影、空間の使い方、人物や建物….。確かなデッサン力に裏打ちされた画集の作品群は、彼の穏やかな性格が現れ、見る人々を20世紀初期のニューヨークの世界に優しく誘ってくれるようでした。

今日のクロッキーは、エドワード ホッパーの妻のデッサンを参考に、人物の上半身を描く練習です。

人物画のモデルは、本当のモデル8頭身のKさん。上半身だけなのは画面に入りきらないから?

まずはバランスをよく見てから書き始めましょう。

Zoomで参加の皆さんも、特徴をよくとらえて素晴らしい!!

 

クロッキー教室で右脳を使った後は、錦織先生の聖書のお話です。

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年末になると清水寺で1年を振り返って「今年の漢字」って発表されますが、わたしも2023年を始めるに当たって、「今年の漢字」を考えてみました。

それが・・・

「浸」

ちょっと、なんで?と思うかもしれませんが・・・

まだ日本にいたときに、とてもお世話になった牧師さんがこんなことを言われていました。

「自分が穴あきバケツみたいに感じることはないか?汲んでも汲んでも水が漏れてしまう、役に立たない穴あきバケツみたいだなあ、と思うこと。でも、そんな穴あきバケツに水をいっぱいにする方法があるんだ。分かるか?」

・・・・うーん、穴を塞ぐ?

「それって、なかなか難しいよな、もっと簡単な方法がある、それはその穴あきバケツを水がいっぱい入ったもっと大きな水槽にドボンとつけてしまうことだよ」と。

なんかだまされたような気がしましたが、牧師さんは続けました。

「その大きな水槽の水は神様の大きな愛、そこにドボンと浸かってしまうことで、私たちの心も満たされるんだよ」と。

そんなことを思い出して、今年は「浸」でいこうと思いました。

心が渇いてしまったときには、神様の愛にどっぷりと浸かって、満たして頂きましょう。

マタイによる福音書11章28-30節

<新改訳2017>
「すべて疲れた人、重荷を負っている人はわたしのもとに来なさい。わたしがあなたがたを休ませてあげます。わたしは心が柔和でへりくだっているから、あなたがたもわたしのくびきを負って、わたしから学びなさい。そうすれば、たましいに安らぎを得ます。わたしのくびきは負いやすく、わたしの荷は軽いからです。」

<The Message訳>
Are you tired? Worn out? Burned out on religion? Come to me. Get away with me and you’ll recover your life. I’ll show you how to take a real rest. Walk with me and work with me—watch how I do it. Learn the unforced rhythms of grace. I won’t lay anything heavy or ill-fitting on you. Keep company with me and you’ll learn to live freely and lightly.

私の好きな絵シリーズ 「ウォルト・ディズニーの世界に魅せられて!!」

今月は、ディズニーワールドをこよなく愛すTさんが、その世界の奥深さを紹介して下さいました。

だれもが一度は行ったことのあるディズニーランド。物語やキャラクター、アニメ、映画は身の回りにあふれています。Tさんも幼いころから、「ディズニーのものは殆ど」と言うほど見て育ったそうです。そして、そのディズニー愛は、お子さんたちにもしっかり伝わっているようですね。今日は、クロッキーのモデルとなるたくさんの可愛いぬいぐるみを持ってきてくださいました。

 

国際的な大企業に発展したウォルトディズニーカンパニは、画才も商才もあるディズニー兄弟の共同で設立された会社です。

 

 

キャラクターがウサギからねずみに生まれ変わった秘話は、ディズニーワールドが「遊びに来てくれる人達を心から楽しませてくれる場所」であることの出発点のようなものでした。このねずみのキャラクター”ミッキー”は、天才アニメーター、アブ・アイワークスによるデザインだそうです。

 

 

可愛いぬいぐるみを色々な角度から書く練習です。

 

ご夫婦で何やら相談?

 

プロの画家がモデルを見るシビアな視線!今日の後半は人物像、モデルはぬいぐるみを持った錦織先生です。

 

 

Zoomで参加の方の作品をみる先生二人。錦織先生に似ているかな。

 

 

 

聖書のお話  :  錦織牧師 

今年ももう来週、サンクスギビングですね。

聖書の中にこんな言葉があります。

いつも喜んでいなさい。
絶えず祈りなさい。
すべてのことにおいて感謝しなさい。

テサロニケ人への手紙第一51618

アメリカのサンクスギビングは、大西洋を渡ってきた100人ほどの人々が厳しい航海と、厳しい冬を越えて、半分くらいの人々が亡くなる中で、翌年、原住民の助けも得て、豊かな収穫を得て、神様と原住民に感謝をしてお祝いしたのが始まりだと言われます。

私たちが歩んでいる中で、困難があるけれども、周りの人や神様に感謝することが大切です。

そして、すべてのことを感謝しなさい、とありますが、その「すべてのこと」について、ただ、「すべてに感謝しています」ではなく、一つ一つ、具体的に思い巡らせていくことが大切です。

今年もサンクスギビングの時、楽しい一時を過ごされると思いますが、その中で、感謝すべきこと、具体的に思い出して、具体的に感謝を表してみてください。

以上

 

「October!」 発想を飛ばそう!!

今月のテーマは「October!」。「October」と聞けばまず「秋」 を連想しますよね。でも今日は言葉の意味にとらわれず、この7つの文字からのイメージを膨らませてみました。クロッキーは、時間をかけずに書くことも大事。手の動くにまかせて書いてみましょう。

October!文字一つ一つの形、何か見えてきた?

文字の組み合わせでイメージを膨らませよう。

 

後半は久しぶりに人物デッサン。モデルは日本から遊びにいらしている、Iさんのお母さま。人生初のモデル体験をされながらいろんなお話をして下さいました。Yさん作のクロッキーはそっくりでお母さまも大感激!! いい思い出になったと喜んでくださいました。

”Mrs. YS” Yさん画⇓

 

聖書のお話:錦織牧師

今日は「October」をから絵を描くというお題でしたね。
それで、私も自分にとって大切なものは何だろうなあ、感じで考えてみようかな、と思いました。
それで、漢字一文字とは行かなかったのですが、「受け入れられる」という言葉が心に浮かびました。
自分にとって、「受け入れられている」という感覚こそ、力の源であり、安心して自由に振る舞える土台だと思わされたのです。
そこで、聖書の中にそのような言葉があったかな、と思って、見つけたのがこの言葉です。
「神の受けられるいけにえは砕けた魂です。神よ、あなたは砕けた悔いた心をかろしめられません。」詩篇51:17
 「砕けた魂」とは、自分の弱さや愚かさを思い知らされて、落ち込んでいる心です。そのような状況の中でも、いや、そのような心だからこそ、受け入れてくださるのです。
人間関係の中で受け入れてもらうこともとても嬉しいことです。でも、私たちの他人に見せられないところも含めて、すべてをご存じの上で、神様は私たちのことを受け入れてくださるというのです。嬉しいですね。感謝していきましょう。
                                   以上

顔と身体、どうつなげる?

顔は卵の形、肩から胴は箱の形で描いてみましょう。
箱の向きを工夫すると…どうですか。つながりましたか。
写真はゴッホの人物画。
しっかりバランスが合っているので自然に見えますね。

今話題の大谷選手をモデルにしてみましょう。
卵と箱のつなげ方で動きが出てきますね。
どんなに動いても、基本の骨組みをしっかり捉えていたら、
スイスイ描けていきますよ。

イケメン大谷選手の顔が身体にちゃんと繋がっていますか?

実技の後は、錦織先生による聖書のお話です。

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イエスのところに子どもたちを連れてきた人たちがいました。
イエスの弟子たちは、「こんなところに子どもたちを連れてくるな」とその人たちをいさめました。
その時、イエスはどのように反応したと思いますか?
「まあ、そこまで言わなくても、いいじゃないか・・・」ではなかったのです。
イエスは弟子たちに対して「憤った」というのです。
そして、こう言われました。
「よく聞いておくがよい。だれでも幼な子のように神の国を受けいれる者でなければ、そこにはいることは決してできない。」
マルコによる福音書10章15節
あなたがたの方が、子どものようにならなければいけないのだよ、というのです。
これは、「子どもたちが親を信頼して、身を委ねているように、あなたがたも、神を信頼して、神に身を委ねることが大切なのだよ」ということです。
私たちはいつの間にか、大人のプライドに縛られていることはないでしょうか?
子どもたちのように単純に神様の愛をそのまま受け入れて、感謝して、その愛に身を委ねていきましょう。
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