2017年7月16日「神の国の広がり」

説教者  : 錦織学 牧師
聖書箇所 : マタイによる福音書13章31節~35節

  • 序)
    2つのたとえ「からし種」「パン種」
    最初は小さい、気がつかない。⇒大きくなる。
    神の国=神の愛の支配=神の愛に満たされることは
小さく始まるけれども、大きく広がっていく。
  1. イエスから始まった神の国
    誰も気づかない、小さなものから始まる。
    イエスの働きはまさにそのようなものだった。
    ヨハネ12章・・・ギリシャの人々がイエスに会いたいと言ってきた。
弟子たち「これから先生の時代だ!」
イエス「わたしが栄光を受ける時が来た!」
⇒「一粒の麦が地に落ちて死ぬ時に多くの実を結ぶ」
    イエスは自分を捨てて、自分を与えることによって人々の魂をとらえる
    十字架・・・ローマ帝国の権力によってイエスは処刑された。
イエスの復活の後も、軍事力ではなく、イエスの愛によって、自分を与えて、私達を救う恵みによって、一人また一人と変えられていった。
⇒やがて、ローマ帝国はひっくり返されてしまった。イエスが主になる。
  2. あなたによって広がる神の国
    パン種は粉と混ぜられた時に、パン生地をふくらませる。
私達も世の中に出ていく時に影響をあたえることができる。
「全世界にでていってすべての造られたものに福音をのべ伝えよ。」
瓶詰めのイーストになっていないだろうか?
    私たちは土の器。大切なのは中にあるイエス・キリスト。
    神の祝福を持ち運ぶために、私たちは神に祝福された。
私達の存在を通して、周りの人々の祝福される。

 

  • テイクアウトQuestion
    1)イエスはどのようにして「神の国」を始めたのでしょうか?
    2)神の国はどのように広がっていくのでしょうか?
    3)私達が神の国をこの世界に広げていくために、私達のなすべきことは何でしょうか?

 

 

 

2017年7月9日「裁かないで任せる」

説教者  : 錦織学 牧師
聖書箇所 : マタイによる福音書13章24節~30節、36節~43節


  • 毒麦のたとえ・・・畑は世界、イエスが蒔いた種は私達、そこに毒麦の種も蒔かれた。それは教会の中に入ってきている問題。それを取り除こうとする私達。でも、神は待てと言われる。
    「裁きたくなる人がいても、裁かないで神様に任せなさい」というのがこの喩えを通して、イエスが語られたこと。
  1. 正しい裁きがなされる日が来る
    神の国・・・神の支配・・・「神の『愛』の支配」しかし、理不尽な扱いをされている人々の正しい裁きを求める声⇒神の『正義』の支配。
    ユダヤの人々の叫び・・・どうして私たちはこんなに苦しむのか?
・・・バビロン、ペルシャ、ギリシャ、ローマの支配下におかれる
→神の支配の下にあるならば、神が正しい裁きをしてくださる
    世の中の不正義、理不尽なこと、世の終わりには正しく裁かれる。
40節から43節
    しかし、困ったことがある・・・私たちは皆罪人。
⇒そのためのイエスの十字架。
  2. 互いに裁かない
    毒麦だと抜こうとすると、麦も一緒に抜いてしまうから、収穫まで待て。⇒私達お互いも先走ってさばいてはいけないということ。
第一コリント4:5
    毒麦と麦を間違えるかもしれない・・・私たちは正しい裁きをすることはできない。マタイ7:1−5。
    根が絡み合っているから、毒麦と麦が一緒に抜けてしまう。
    教会は完全ではない。不完全なものとして受け入れることが大切。
  • テイクアウトQuestion
    1)今あなたは理不尽な扱いを受けていると思うことはありますか?世の中不公平だと思うことはありますか?
    2)教会の中で互いを裁き合うことに対してイエスはどのように言っているでしょうか?

 

 

 

2017年7月2日「みことばの力」

説教者  : 錦織学 牧師
聖書箇所 : マタイによる福音書13章1節~23節

 

「天国の奥義」(11節)・・・死んだあとのこと?
天国⇒神の国⇒神の支配⇒神の愛の支配⇒神の愛に満たされること
御言葉によって、私たちは神の愛に満たされた歩みをする。

  1. 御言葉は実を結ぶ
    1つのポイントは・・・御言葉は必ず実を結ぶから、失望しないで、途中でやめないで、語り続けなさい。
    種には命があるから、必ず芽を出し実を結ぶ。
2000年の時を越えて花を咲かせた種。
    聖書の言葉にも命がある。神の言葉、神の約束。
    自分自身の証し・・・劣等感に苦しんでいる時に与えられた御言葉。
第2コリント12:9
    御言葉は単なる気休めや励まし、心理学的手法ではない。
⇒神の真実、神の約束。
  2. 御言葉を聞く姿勢
    道ばた・・・あっという間に忘れる。上の空。
    石地・・・喜んで受け入れる。しかし根がない。
心に根を張ることを許さない。
・・・自分が変えられること、砕かれることを受け入れられない。
根は土に深く入っていく時に根の働きをする。
    いばら
掘り起こされなければならない根が埋まっていた。
苦い根・・・言われた言葉、されたことが心のなかに残る。
この世の心遣いと富の惑わし・・・もっと良い生活。もっと豊かに。
    耕された、掘り起こされた心・・・御言葉を受け入れることができる。

テイクアウトQuestion

  1. あなたは自分がどの心だと思いますか?
  2. 石地の心の問題は何でしょうか?
  3. いばらの心の問題は何でしょうか?
  4. よく耕された心を持つためにはどんなことが大切でしょうか?

 

2017年6月25日「神の家族」

説教者  : 錦織学 牧師
聖書箇所 : マタイによる福音書12章46節~50節

 

 

2017年6月25日JCCNJ主日礼拝説教

マタイ12:46-50
「神の家族」

教会用語・・・兄弟姉妹・・・「◯◯兄、△△姉」兄弟で来ている人が多い?
神を信じる者たちは「神の家族」エペソ2:19
でも、本当にそのことがわかって言っているのか?

  1. だれでも
    イエスの母や兄弟たち・・・外で立っていた。傍観者?
    イエスの対応は冷たい?・・・一度切ることによって結ぶ。家族だから・・・ではなくて、イエスとの個人的な関係。
    「だれでも」・・・特別扱いはない。⇒あなたも招かれている。この神の家族に招かれている。
  2. 神の御心を行う人
    「神の御心を受け入れる人」ではなく、「神の御心だと諦める人」でもなく、「神の御心を行う人」神の御心に生きていく人。
    神に聞く人 マルタとマリヤ(ルカ10:38-42)
    神を神とする者たちの集まりであるがゆえの「神の家族」「仲良く」「気が合う」ではない。

テイクアウトQuestion

  1. どうしてイエスは家族に対して冷たいと見えるような態度を取ったのだと思いますか?
  2. イエスはどんな人をご自身の家族と呼ばれたのでしょうか?
  3. あなた自身のキリストにある家族は誰でしょうか?誰を家族と呼びますか?

2017年5月21日「地の果てまで」※野口和子姉による証あり

証 : 野口和子姉「全能の神により頼むんじゃ!」〜信徒伝道者・安部哲兄の歩んだ道〜

説教者 :錦織 学 牧師

聖書箇所 : 使徒の働き1章8節