<集会案内>「教会の、それって何?」(2025年1月)

2024年の12月から始まった新しいプログラムです。

これは、教会のメンバーに知っておいてほしいことをお伝えするために始めたプログラムです。でも、それと共に、教会のメンバーだけではなく、教会に来はじめた方や、教会に行ってみようかな、でも・・・と躊躇している皆さんが持たれるであろう、教会ってどういうところなのか、教会が大切にしていることは何なのか、という疑問に答えることができれば、と思っています。

第1回目の12月1日は、「教会の、『礼拝』って何?」というテーマでした。まず、皆さんに「礼拝で大切にしていることは何?」と伺ったときに出てきたのがこちら。いやあ、とても活発にいろんなことが出てきて、うれしかったです。そして、皆さんが礼拝を大切にしている思いもビンビン伝わってきました。で、この日、お伝えしたかったのは、「こうやって、日曜日に集まって共にささげる礼拝、と共に、日々、私たちが生きていく中で、神様にささげていく『礼拝』の生活が大切なんですよ」ということでした。その延長上に日曜日の礼拝があるんですね。

毎月1回、第一日曜日の礼拝後に30分、ジムで持ちます。2025年1月は「教会の、『礼拝』って何?」の「そもそも礼拝は・・・」ってところから、次のステップで、「日曜日に集まって礼拝をささげる意味」って感じで話をしようと思っています。お楽しみに!

<集会紹介>「修養会」(2024年12月)

「修養会」は、いつもとはちょっと違う場所で、たっぷり時間を使って、聖書の言葉に触れ、共に語り合い、祈り合う集まりです。普通は2泊3日などの泊まりがけで出かけて、寝食を共にする中で、互いの思いもゆっくり分かち合う時を持ちます。

 英語では「retreat」という言葉が使われていて、「戦いの前線から一時退いて、英気を養い、態勢を立て直す」という意味が込められています。忙しい日常から離れて、疲れを癒し、大切にすべきことを確認して、新しく出て行く集まりなのです。

 私たちの教会では創立当初から毎年「修養会」を持ってきました。外部から講師をお迎えすることが多いのですが、講師が祈って準備してこられる聖書からのメッセージによって、多くの方々が新しい発見をし、心を探られ、また新しく信仰を持って立ち上がってきました。教会の集まりに初めて来られた方々の中にも、ここでの経験をきっかけにして、信仰に導かれた、信仰の決心をした、という方々もおられます。

 コロナ禍で2020年から中止されてきた修養会を、今年、1泊2日という限られた時間でしたが、5年ぶりに持つことができました。場所は私たちの生活圏からそれほど遠くないLiberty Corner。今回の講師は、南カリフォルニアのオレンジ郡サンタアナにあるウィンタースバーグ長老教会の牧師、清水まお先生でした。まお先生は牧師としての働きを始める前に私たちの教会で短期のインターンをされていたので、その頃から教会に来られている方々にとっては、とても親しみのある先生です。明るく楽しいパーソナリティーから語られる聖書の言葉は、自然と柔らかくなった心に染みこんできます。そして、個人的にお話をする時間が与えられた方々は自然と心を開いて、思いを打ち明け、祈っていただくこともできました。

 夜の集会の後に持たれた小グループでの語り合いの時も、普段話せないような話が自然と出てきます。1泊2日ではちょっと詰まりすぎていたかな、というプログラムでもありましたが、とても充実した修養会となりました。

 これから、また毎年修養会を持つことができるようになることを期待しています。この修養会を通して、一人一人が神様に心触れていただいて、教会として一つになって進んでいくことができますように。

<集会紹介>「NY礼拝」(2024年6月)

2021年9月にNY礼拝が始まってから間もなく3年になろうとしています。「もう3年」ですが、「まだ3年」です。

私(錦織)がニュージャージー日本語キリスト教会に集うようになったのは30年前、1994年の秋だったのですが、その時も、NYからNJにある教会に集ってこられる方が多くおられました。ある方々は自家用車で、また、ある方々は毎週NJからの奉仕者が運転する教会のミニバンに乗って、集ってこられていました。

1997年にこの教会の牧師としての働きを始めたときに、マンハッタンの大学に通うクリスチャンの学生から相談されて、学内でのバイブルスタディーに行くようになり、そこから教会に来るマンハッタンやクイーンズの学生たちが増えてきました。洗礼を受ける学生たちも起こされてきました。その頃から「平日はこのように自分がNYに来て、集まりを持つことができるけれども、日曜日はNJの教会まで来るのが大変だから、そこで止まってしまう学生たちがいる、何とか、NYで礼拝はできないだろうか」と祈り始めました。

大学でのバイブルスタディーはクリスチャンの学生たちが卒業して、2-3年で終わってしまったのですが、その後も、「自分はクリスチャンだから、NJの教会に来ることはできるけれども、クリスチャンではない友達を誘うことは難しい」との声を聞きながら、なんとか、NYでも礼拝をささげることができないだろうかと祈ってきました。

そして始まったNY礼拝、毎月第2日曜日の午前中にマンハッタンのスタジオをお借りして集まって、礼拝をささげています。場所と時間は違いますが、ほぼ、NJと同じプログラムで、同じメッセージをお話しています。いつもNJまで来られる方々も、なかなかNJまでおいでになるのが難しくて、NY礼拝だけに来られる方々もおられます。住んでいるのはNJだけれども、車がないのでNYの方が便利な方や、旅行で来られる方、ウェブページを見て来られる方、ご高齢の方、若い方、いろんな方が集われています。まだ、このNY礼拝から洗礼にまで導かれる方は出ておられませんが、一人でも多くの方々に、聖書のメッセージを、イエス・キリストの福音を伝えたいと願っています。

今月は6月9日(日)午前10時15分から、場所はRipley-Grier Studios #2B (2階)    939 8th Ave (55thSt. & 56thSt.の間)。是非お出かけください。

<集会案内>「礼拝」(2024年5月)

「皆さん、こんにちは!」

 私たちの教会の礼拝は、まず、この「こんにちは!」の挨拶と教会のニュースで始まります。それはどうしてかというと、私たちが一人一人個人的に神さまにお祈りすることも大切ですが、それと共に、一緒に集まって礼拝することが大切だと思うからです。

 聖書の中にはこのような言葉があります。

「いまだかつて神を見た者はいません。私たちが互いに愛し合うなら、神は私たちのうちにとどまり、神の愛が私たちのうちに全うされるのです。」(ヨハネの手紙 第一4章12節)

 神さまは目に見えないでしょ。神さまがいるっていうけど、見えないじゃん。でも、私たちが互いのことを大切にして、祈り合い、励ましていくときに、神様がそこにいてくださるんだよ!というのです。ですから、神さまが教会堂にいて、そこで一人一人バラバラに礼拝をするのではなく、素敵なステンドグラスがあるから、そこに向かってお祈りするのでもないのです。私たちが一緒に集まるところに、そして互いのことを心にかけて、一緒に礼拝をささげるときに、本当の礼拝があるのです。ですから、私たちは最初に「こんにちは!」と挨拶から始めて、教会の中のニュースをアナウンスして、礼拝をスタートするのです。

 そして、讃美歌。私たちはここ数十年の間に作られたノリのいい現代の歌も、歴史の中で歌い継がれてきた伝統的な讃美歌も、いろいろ歌います。大切なのは、心から神さまの素晴らしさを歌うこと、神さまの大きさ、愛と力に感謝して歌うことです。伝統的な讃美歌の中には「この歌、どこかで聞いたことがある!」「幼稚園の時に歌った!」みたいな曲もあるかもしれません。

 それから、祈り。祈りは、うれしいことも、泣きたいことも、何でも心にあることを神さまにお話すること。個人的に心の中で祈る時もありますが、誰かが代表して祈り、みんなでそこに心を合わせる時もあります。でも、心配しないでください。何の予告もなしに「あなた、みんなを代表して祈ってください」みたいな指名はしませんから。

 そして、聖書。「神からのラブレター」と言われる聖書の言葉を読んで、牧師がそこから説き明かし、現代に生きる私たちへのメッセージを語ります。だいたい30-40分くらい。毎月第2週は最初の10分くらい子どもたちのためにもお話します。コロナ禍でのリモートの時に始まった「バイブルおばさん」シリーズ、今も続いています。大人の方々の中にも「自分にはこれくらいがちょうどいい」という声も・・・。

  献金。神さまが与えてくださった素晴らしいことに感謝をして、クリスチャンは自分の人生をまるごと神さまにささげていく、その一つの表れとして、与えられたものの中から神さまに献金をします。これは入場料や会費ではありませんので、初めての方や、クリスチャンではない方はご心配なく。

 そして、1時間15-30分の礼拝の最後に「祝祷」と言われる祈りを牧師がささげます。これは、ここから出て行く時に、神さまが共に行って、守り、祝福を与えてくださるようにという派遣の祈りです。私たちはここで力をいただいて一週間の歩みに出ていくのです。

 いろいろ詳しく礼拝の中でなされていることの一つ一つの意味を書いてきましたが、礼拝は、目に見えない神様の前に、皆で一緒に出るとき。是非、一度お出かけください。私たちは、初めての方、クリスチャンでない方々も大歓迎です。百聞は一見にしかず、是非、一度私たちの教会の礼拝にお出かけください。

<集会紹介>(2024年4月)「祈祷会」

「祈祷会」って何をやるの?という方も多いかもしれません。その名前から「祈祷師さんか何かにお祈りしてもらうの?」という質問を受けたこともあります。英語では「prayer meeting」。祈りたい課題を挙げて、互いのために祈り合う集まりです。

クリスチャンにとっては「祈り」は「呼吸」のようなものと言われます。それがなければ生きていけない「いのち」を支えるものです。また「神との会話」とも言われます。何でも、神さまの前に自分の思っていることを言葉にして(また、言葉にならない部分も合わせて)、訴えるものであり、また神さまが私たちの心に語りかけてくださるのを待つときでもあります。

私たちはその「祈り」を普段は個人的に一人一人の心の中でしています。日本の文化の中で育った皆さんはそちらの方がなじみがあるかもしれません。日本のドラマでも、神社で並んでお祈りをして、「何を祈ったの?」「それは秘密だよ」なんて言い合うセリフがあったりしますね。それが日本では普通なんでしょうね。でも、教会では、それと共に、声を出して一緒に祈る時もあります。

イエスもこのように言っています。「まことに、もう一度あなたがたに言います。あなたがたのうちの二人が、どんなことでも地上で心を一つにして祈るなら、天におられるわたしの父はそれをかなえてくださいます。」(マタイの福音書 18章19節)

2-3人で、5人で、10人で共に祈る時があります。個人的にそのような集まりを持つこともありますが、私たちは今、教会全体として、毎週木曜日朝と夜にZoomで集まって祈り会を持っています。

実は、このZoomでの祈祷会、4年前にCovid-19の感染拡大で、教会の集まりがすべてオンラインに移行したときに、とにかく単なる一方的なオンライン配信ではなく、双方向通信で、お互いの情報を交換することも含めて集まり始めたのがスタートでした。仕事も学校もすべてオンライン、買い物に出るのもままならない中で、多くのメンバーが集まって共に祈っていました。4年が経ち、多くのことが平常に戻る中で、参加者もずいぶん減りましたが、続けてオンライン上に集まって祈っています。この集まりの中で「創世記」から読み始めた聖書も今は「列王記第一」まで進みました。

祈祷会は「spiritual ER」と呼ばれます。人の力の届かないところまで届く神の御手を動かす集まりです。この祈りの時は自分自身のためだけではなく、教会全体や地域社会、そして、世界で起こっていることへのとりなしの時でもあります。世界各地からアクセスできます。是非一度のぞきに来てください。Zoomのアクセス情報が必要な方はこちらまで。

<集会紹介>「レント集会」(2024年3月)

「レント」というと、アパートやお家を借りること・・・ですよね。だから「レント集会」というと、何か場所を借りて集まるの?なんて考える方もおられるかもしれません。でも、そのレントは「Rent」で(ちなみにブロードウェイのミュージカルの題名もこちら)、一方、私たちの教会の「レント集会」は「Lent」。元々は「春」を意味する言葉。「L」と「R」の問題、日本育ちの私には、何年アメリカに住んでもなかなか抜け出せないです・・・。

イースターまでの日曜日を除く40日間、教会ではイエスの十字架の苦しみを心に留める「レント」の期間を過ごしています。今年のレントは2月14日から始まりました。イースターの3月31日の前の日まで続きます。

そのレント期間の毎週金曜日7週にわたって、午後7時半から「レント集会」を持っています。イエスの十字架や苦しみをテーマに学んできました。今から36年前の教会創立当初の資料を見ると、教会が始まった最初の年のレントにも今と同じように集まって「レント集会」を持っていたことが分かります。それから変わらず毎年持たれてきています。

イエスの十字架の意味を学ぶこと、そのイエスの苦しみを思い、自分自身の苦しみの意味を見つけること、そして、そこに表された神の愛に応答すること、これはクリスチャンの歩みにとって、とても大切なことです。

そのレント集会の中で、毎年何人かの方々に「証し」をしていただいています。クリスチャンとして歩んでいる中で悩むことや困難にぶつかることの中で、神さまがどのように導いてくださったか、また、現実社会の中で聖書の言葉にどのような力があるか、体験をお話していただくのです。

今年もすでに3回、教会に数名が集まり、オンラインの同時中継にも十数名が集まり、良い学びの時となっています。今年残すところはあと4回。是非、教会でも、オンラインでも参加してみてください。毎回のテーマ等、詳しくはこちらから

<集会紹介>聖書を読む会(2023年12月)

 今回、改めて調べてみると始まったのは2001年5月。Fort Leeで「初めて聖書を読むお友だちを誘って聖書を一緒に読んでいきたい」という方々の声によって始まった集まり。直後の9月には9-11の同時多発テロで一人の参加者のご主人が犠牲になるという大きな痛みを通りました。しかし、それによって、12月にはWaldwickでも始めたいという方が起こされて、2つのグループがそれぞれの場所で集まりを持つようになりました。その後、Fort Leeの集まりの皆さんはそれぞれのところに引っ越していかれましたが、Waldwickの集まりは、RidgewoodやMidland Park, Paramusなど、いろいろなお宅で引き継がれて続けられてきました。そして、一回に集まるのはもう無理かと、悲鳴を上げるほどに多くの方々が集まっていた時に、突然のコロナ禍での中断を余儀なくされました。何度かオンラインでの集まりを経て、教会で再開したときには本当に小さな集まりとなりましたが、今はParamusの牧師館に場所を移して、少しずつ集まる方々が増えてきています。

この集まりでは最初に一つ、聖書を開く前に、質問を投げかけます。最近のものからご紹介すると、こんな質問です。

  • 悲しいとき、辛いとき、苦しいときに、ありがたかった(ありがたいと思う)言葉や態度は何でしょうか?
  • あなたは何でも信じやすい方ですか?何でも疑ってかかる方ですか?場合によりますか?どんな人の言葉は信じられますか?どんな人の言葉は信じられませんか?
  • アメリカに来た時に、困ったこと、戸惑ったことはありましたか?どんなことだったでしょうか?そんな中で手を差し伸べてくれた人はいますか?どのように恩返しをすることができたでしょうか?
  • 社会を見ていて「これだけは許せない!」と思うことはありますか?個人的に経験したことで、「これはひどい!」と思ったことはありますか?どんなことでしょうか?

 それから聖書を開いて、聖書の内容についての質問に答えていきます。そして、最後にはこの最初の質問と聖書が絶妙につながってくることを感じるのです。

 教会の歴史の中で、一番長く続いている集まりの一つですが、それと共に多くの方々が聖書に出会い、イエスに出会ってきた集まりです。今はParamus一カ所だけですが、もしも「うちの地域でも!」という方がおられましたら、是非ご相談ください。新しくスタートできたらと願っています。

<集会紹介>JOYJOYキッズクラブ(2023年11月)

 私たちの教会では、月に一度「JOY JOY キッズクラブ」を木曜日の夕方に開いています。おもに小学生以下のお子さんを対象にした集会で、その名の通り(JOY=楽しみ)、楽しんでもらうためのプログラムです。10月のキッズクラブでは、みたらし団子をつくりました。親子で粉をこねこねし、コロコロ丸め、たっぷりのお湯で茹でたお団子に、たっぷりとタレをつけて美味しくいただきました。

 キッズクラブのスタートは2005年。当時、夏に一週間ほど開いていたデイ・キャンプ「JOY JOY キャンプ」が好評で、「その楽しさを夏以外にも経験してほしい」という牧師の願いから始まりました。しかし、楽しむことのほかに何としても伝えたいのは神さまのこと。この世界をつくられ、なんでもでき、力ある神さまが、みんなのことを大切に思い、愛し、いつも一緒にいてくださる。。。この素晴らしい真実を一人ひとりに知ってもらいたいと願って続けています。スタッフが何度か入れ替わり、集う子供たちはどんどん成長していきましたが、新しいお友だちが次々とやってくる祝福あふれる集まりです。

 数か月前にアメリカへ来て、キッズクラブへの参加は2回目という I 君のお母さまは「いつも工夫を凝らした遊びをしてくださり、親子ともども楽しんでいます。先生のお話も興味深く、子供たちからもたくさん質問がでます。先生が一つ一つ丁寧にこたえてくださるので、子供たちも真剣に聞いています。こういった、日本人の大人が遊びやお話を通して子供と真摯に向き合ってくださる機会は、アメリカの地ではなかなか得難いこともあり、とても感謝して参加させて頂いています。」と語ってくださっています。

 3歳になりたての頃から参加し続けてくれているL君はいま10歳。キッズクラブの魅力を「毎回いろんなゲームをみんなとしたり、いろんな楽しいクラフトやクッキングがあるのが楽しいです。そしてスタッフのみんなが優しいんです。」とコメントしてくれました。学校の活動が忙しく、宿題を持ち込んだりしながらも、「母の情熱がゆえにいつしか常連となりました」というL君のお母さまの頑張りもあって、毎回40-50分の道のりをはるばる通ってきてくれています。

 ニュージャージー州は土地柄、日本語環境のお子さんがたくさん住んでいます。親御さんの仕事の関係で数年間をアメリカで過ごすお友だち、日本人のご両親のもとにアメリカで生まれたお友だち、国際結婚をされているご家庭のお友だち、、、いろいろな理由からこの地に住み、日本語教会に来てくれます。そんなみんなが中学生、高校生、大学生、そして大人になって、「教会は楽しいところ。楽しいだけでなく心に迫るなにかを感じたところ」と思い出し、また教会に足を運んでくれることを願っています。

 最近では必要に応じて英語通訳をつけ、日本語が得意でないお友だちも参加しやすくなりました。毎月、スタッフが知恵を絞ってプログラムを考えています。是非、お友だちにもご紹介のうえ、いらしてください。

<集会案内>「JOY JOY キャンプ」(2023年9月)

1995年に始まったJOY JOY キャンプ。エネルギーのあふれている子どもたちが、教会で「静かにしていなさい!」とか「おとなしくしていなさい!」と言われることよりも、楽しいことをたくさん経験して欲しい、そして、その中で、楽しいだけじゃない、大切な神さまのメッセージを知って欲しい、とスタートしました。

夏の1週間のデイキャンプ(通いのプログラム)。毎年違うテーマを決めて、工作やお話、テーマソングなどもキットなどに頼らず全部手作りで準備してきました。お借りしている教会の体育館にセットを造って、トンネル迷路を張り巡らして、毎日、エキサイティングな探検をしながら、その中で聖書のメッセージを分かち合ってきました。地域の皆さんの間にも浸透して、たくさんのお子さんたちを迎えてきました。

ところが、2020年はコロナのために中止。オンラインでのアクティビティーをしました。そして、2021年は午前中のみ+人数限定で再開。2022年は午後まで時間を延ばして・・・と、少しずつ正常化を進めてきました。

そして、今年のJOY JOY キャンプは、8月7-11日の午前10時から午後3時、20人の参加者を迎えて持たれました。

今年のテーマは「JOY JOY 探検隊〜宝物を探しに行こう!」で、まずは毎日教会の地下の部屋やメイン会場のジムを探検して、宝さがし。そして、JOY JOY キャンプ名物トンネル迷路も「ミニ版」で4年ぶりに復活!やはり、子どもたちはこのトンネル迷路、とても楽しかったようです。

 

そして、テーマソングや教会の歌を歌って聖書からのお話。神さまが私たちに与えてくださった宝物を一つずつ取り上げていきました。毎日のテーマは「この世界、地球、宇宙」「家族や友達」「いのち」「自分自身」「イエスさま」。子どもたちは毎日真剣にお話を聞いていました。その中で、子どもたちから飛び出してきた名言・・・「宇宙は神さまの宝箱だね!」・・・まさに!です。

その後は、毎日工作をしたりゲームをしたり・・・ちなみに今年の工作は「宝箱」「風船ランプシェード」「ロケット」「宝石石けん」「クレーン」「プラ板」そして、「Tシャツプリント」などなど。そして、ゲームは「震源地」「十字おに」「鬼玉入れ」「しっぽ取り」「風船バレー」「水風船投げ」「スイカ割り」などなど。5時間があっという間に過ぎていく5日間でした。

そして、その週末、13日の日曜日の礼拝には半分以上の子どもたちが出席してくれて、教会の皆さんの前でキャンプの中で歌った歌やテーマソングを歌ってくれました。

 

コロナ前は40-60人の参加者を迎えて持ってきたJOY JOY キャンプ、これからも地域の子どもたちを迎えて続けていくことが出来るようにと願っています。

例年4-5月に申し込み受付を開始します。来年はどんなテーマになるか?お楽しみに!

<集会紹介>「Friday Nightオアシス」(2023年8月)

「この水を飲む人はみな、また渇きます。しかし、わたしが与える水を飲む人は、いつまでも決して渇くことがありません。わたしが与える水は、その人の内で泉となり、永遠のいのちへの水が湧き出ます。」(ヨハネの福音書 4章13~14節)

日々の歩みの中でのオアシスのような場になるようにという願いで2015年に始まった「Friday Nightオアシス」。月に1回ですが、お腹を満たすご飯と、心を満たす聖書の言葉、そして、ホッとできる場所を提供しています。

3年前のコロナ禍ですべてがストップしたときは、オンラインでの集まりを続けました。一番大切な「聖書の言葉」は残りましたが、やはり食事も場所も提供できないのはちょっと寂しかったです。2021年の夏には食事を復活して、「屋外ならばいいだろう・・・」と、牧師宅の裏庭で集まったこともありましたが、3ヶ月連続で途中から雨が降り出して、慌ててテントを張ったりもしました。「広い空間なら・・・」と2021年秋からは教会のジムに集まってきました。そして、今年の6月からはやっと牧師宅に戻ってきました。

7月のFriday Nightオアシスには10人ほどが集まって、ちょうどNJに戻っておられたポール鈴木宣教師とキャロル夫人を囲んで、まずは準備されたお食事(写真撮り忘れました・・・)。それから、鈴木ご夫妻に100クエスチョン(実際は40クエスチョンになりましたが)。鈴木ご夫妻も楽しく質問に答えてくださって、ぐんと心の距離が近づきました。そして、錦織牧師の聖書のお話。40クエスチョンの最後の質問、「今日だけ会える人に何でもいいから5分話して、と言われたら何を話す?」に錦織牧師自身が答えて、「私達は神さまの宝物」、神さまは一人子イエス様を十字架にかけるほどに、私たちの事を愛してくださったのです、という聖書の話でした。とっても5分では終わりませんでしたが・・・。

そして、その後もしばし、デザートやコーヒーで、気がついたら夜の10時。楽しい時間はあっという間に過ぎていきますね。

Friday Nightオアシスは毎月第3金曜日午後7時から牧師宅で。教会の礼拝とはまた違った距離感で聖書のお話を聞くことができ、「本当に、私にとってはオアシスです」と言われる常連の方も。聖書の話は初めて、という方も大歓迎です。場所など詳しいことは錦織牧師(pastor.jccofnj@gmail.com)まで。