2018年12月30日 『注がれた愛を知る』

説教: 錦織学牧師

聖書箇所: ヨハネ第一の手紙3章1節

  • 今年のみ言葉・・・神の愛を味わう。
    →外側を飾るのではなく、内側から溢れるもの。
  • 私たちはどれだけその恵みをあじわってきただろうか?
  • キャンドルライトサービスから「関係ない」と「必要ない」
  1. 「救い主は関係ない」と感じている人への神の愛
  • 「教会は自分のような者の行くところではない」と思っておられる方がおられる。
  • イエスの誕生の場面の羊飼いたち。・・・飼い葉桶のしるし「これこそが救い主なんだ!」という神からのメッセージ。
  • 放蕩息子の弟息子。・・・自分には資格がない。
    でも、父は彼を抱きしめ、息子として受け入れた。
    洗ってこい!誠意を見せろ!ではない。
  • 神は、イエスの十字架ゆえに、私たちのことをそのように受け入れてくださる。
  1. 「救い主は必要ない」と感じている人への神の愛
  • 自分は大丈夫、と思っている人。
  • 放蕩息子のお兄さんの方。
    「自分はこんなに頑張ってきた!」
  • ほとんどの方々がこうだろう。
  • 私の使命がここにあることがはっきりした。
    自分もそうだったから。
  • 本当に神の愛がわかっていますか?
    ・・・第一ヨハネ3:1は教会の人へのメッセージ。
  • 頑張っても偽善者にしかなれない私たちも愛されている。

<テイクアウトQuestion>

  1. あなたは放蕩息子のストーリー(ルカ15章)を読む時には、兄と弟、どちらに自分を重ね合わせて読んでいるでしょうか?
  2. 神様の愛はあなたの人生のどこに注がれていると思いますか?
  3. この一年、あなたはどのように神様の愛を味わうことができたでしょうか?

2018年12月23日 『王としてこられた救い主』

説教: 錦織学牧師

聖書箇所: マタイによる福音書2章1節〜12節

 

 

愛の反対語は何?
  • 憎しみ?
  • 無関心?
  • 恐れ?
    「愛には恐れがない。完全な愛は恐れをとり除く」(1ヨハネ4:18)
  • 今日の聖書箇所に出てくる二人の王。
  • ヘロデ=恐れに支配されている王
    多くの功績をあげて、「大王」と呼ばれている。
    しかし、恐れに支配されていた。
    自分の地位を脅かすものを抹殺していった。
    周りの人々も恐れていた。「ヘロデ王は不安を感じた」
  • 周りの人々も恐れで支配しようとする。
    自分が恐れで支配されていると、周りの人も恐れさせる。
  • もう一人の王=「ユダヤ人の王としてお生れになった方」=イエス
    権力も、軍事力もない。
  • 自分を与えることによって、人々の心を掴み、王となられた。
  • サタンの誘惑・・・豊かになって満足せよ。
  • 十字架の下の人々の声・・・他人を救ったが自分を救えない。
⇔イエスは自分を十字架に与えることによって、私たちの王となる。
  • 愛に支配されると、恐れる必要がない。自分を守ろうとする必要もない
  • 今、ヘロデを王とする人々はいない。しかし、イエスを王とする人々は世界にあふれている。あなたは誰を王とするか?
<テイクアウトQuestion>
  1. 「愛」の反対語、どんなことが心に浮かびますか?どうしてそう思うのでしょうか?
  2. 恐れに支配されている時、私たちはどのように行動するでしょうか?
  3. 愛に支配された生き方ってどんな生き方でしょうか?

2018年12月16日 『主を喜ぶ』

説教: 錦織学牧師

聖書箇所: ネヘミヤ記 8章1節〜12節

 

  • 「主を喜ぶことはあなたがたの力です」
    「主を喜ぶ」ってどういうこと?
    「神様がこんなことをしてくださったから喜ぶ」とかならわかりやすい。「病気が治った」「商売がうまくいった」「学校に合格した」・・・
    「神が愛してくださったから」「イエスがお生まれになったから」
    ・・・これは近い。
    でも、「神を喜ぶ」とは?
  • ローマ5章に出てくる3つの喜び。
    「永遠の希望を喜ぶ」(2節)「患難をも喜ぶ」(3節)「神を喜ぶ」
  • 神を喜ぶ・・・経験するしかない。でも、この世にも似たようなこと。
    • 恋愛・・・どうして好きになったかわからない。存在自体が嬉しい。
    • 子供が生まれた時・・・「無条件でかわいい」
    • 誕生日・・・存在自体を喜ぶ、お祝いする。
  • まず、神様が私たちの存在を喜んでくださったから。
    罪人のために死なれたイエス。
  • インマヌエル・・・神が我らと共にいる
  • 放蕩息子のお父さん、その息子をそのまま、丸まま、受け入れた。
<テイクアウトQuestion>
  1. 「神様がこうしてくださったから喜ぶ」という場合にどんなことを思いつきますか?それらのことと「神を喜ぶ」とはどのような違いがありますか?
  2. 神はあなたを喜んでおられると思いますか?どうしてそのように思うのですか?
  3. 日々の生活の中で「神を喜ぶ」ために、どんなことをしていますか?あなたはどんな時に神を喜んでいるでしょうか?どんなことが助けになるでしょうか?

2018年12月9日 『羊飼いなる救い主』

 

説教: 錦織学牧師

聖書箇所: エゼキエル書34章11節〜16節

 

 

羊は迷いやすい。
イスラエルの指導者たち、羊を養うのではなく、食い物にする
→これからは私が羊飼いだ、と神は言われる。→救い主の預言。
1)羊を養う救い主
神様は、私たちを探してくださった。
気がつかない時にも、あなたを導いてこられた。
神様は私たちを集めた。違う存在を集めた。イエスの弟子たちも。
養う。・・・泉のほとりで養う。
・・・愛で養う。愛されているなあ、という経験、肯定。
基本的信頼。「幼子のようにならなければ」
2)弱い者に注目する救い主
失せたもの、迷い出たもの、傷ついたもの、弱ったもの、そのようなものに対する神の特別な思い。・・・これが公平。
イエスがこの世に来られた時に、飼い葉桶の中に寝かされていた。・・・「それがしるしだ」(ルカ2:12)・・・このしるしは、シンボル。
羊飼いに神様はご自身をidentifyされた。
降りてきて、私たちと同じところを歩まれた。底辺を歩まれた。
イエスは「私は仕えるために来た」(マルコ10:45)と言われた。本当に私たちに仕えて、ご自身を十字架に与えてくださった。
イエス様が仕えてくださったその恵みをいっぱいに味わうこと。
イエスが弟子たちの足を洗った時のペテロに対するメッセージ。
<テイクアウトQuestion>
1)あなたは迷うことはありますか?どうして迷うのでしょうか?どんな時に迷いますか?何があなたを迷わせるのでしょうか?
2)神が、私たちの羊飼いであると宣言してくださいました。イエスは羊飼いとして世に来られました。神は、あなたにとってどんな羊飼いでしょうか?
3)神は弱い者に注目することによって公平であると言われました。そのことについて、あなたはどう思いますか?

2018年12月2日 『希望を与える神の計画』

説教: 錦織学牧師

聖書箇所: エレミヤ書29章1節〜14節

 

今日からアドベント
どれくらい待つことができるか?どう期待するかによる。
1)神が与える平安
平安・・・シャローム。
 問題がないことではない。波風が立たないことではない。
 問題の只中で、与えられる平安。
「神はご計画を持っておられる」
あなたを捨てるのではなく、あなたをtake careする計画
2)神の時間軸
問題・・・バビロン捕囚・・・「すぐに帰れるよ!」という偽預言者。
エレミヤのメッセージはそこに腰を落ち着けなさい、バビロンの祝福を祈りなさい。70年後に解放を与えられるのだ。
究極的には救い主が送られてくるという約束。
主の計画の中心は私たちの救いの計画。
500年以上・・・主のご計画は私たちの人生の長さには収まりきらない
3)神と共に歩み幸い
神の究極的な計画・・・イエスによる救い・・・によって神と共に生きることを知ることができた!
12−13節「神に祈りなさい」「神に求めなさい」ということ。
13節の「尋ね求める」を2回(口語訳)、「尋ね求める」「求める」(新共同訳)「捜し求める」を1回→「探し求める」「求める」(新改訳)
元々は、これは2つ違う言葉が使われている。バーカシュ(情熱的)とダーラシュ(理性的)。熱い想いと、冷静な頭で。
<テイクアウトQuestion>
1)あなたは待つことができる方ですか?できない方ですか?
2)神の時間軸と、私たちの時間軸はどのような関係になっているのでしょうか?
3)神に祈ることはどんな祝福でしょうか?どんな喜びがあるでしょうか?

2018年11月25日 『我らを持ち運ぶ神』

説教: 錦織学牧師

聖書箇所: イザヤ書46章1節〜9節

 

アブラハムの伝説。「こんなのに、そんなことできるわけない」
人々に運ばれる神と、私たちを運ぶ神。神はあなたを背負われる。
1)あなたをここまで運んだ神
自分の力で生きてきたと思っている私たち・・・違う。私が運んだ。
イスラエルの民・・・アブラハム、ヨセフ、モーセ「出エジプト」
あなた自身・・・子供の時から、一つ一つの出会い、神のところに導かれた。今日ここにいるのも、神があなたを運ばれた。
JCCNJの歩み・・・30年の歩みを支えられたのは神。必要を満たし続けてくださった神。私たちが神を支えているのではなく、神が私たちを支えてきた。
私たちは偶像礼拝をすることはないかもしれない。
しかし、自分が神を支えている、自分が神のために頑張ってきた、と思っているならば、それは偶像礼拝をしているのと同じ。
2)あなたをこれからも運ぶ神
「聞け」(3節)→神に聞くこと。55章「神の思いは人の思いと全然違うよ、だから、神の言葉に聞け!」
私はあなたを造ったから、あなたをここまで導いたから、ずっとあなたを負っていくよ、年老いても、白髪になっても。
「介護が必要な、自分では身の回りのことができなくなっても」私があなたを運ぶから。
Footprintsの詩
イエスは私たちの罪を負われた。死をも打ち破って、私たちを迎えてくださる。
<テイクアウトQuestion>
1)あなたが神様に運ばれたと感じることはありますか?神様はあなたをどのようにここまで運ばれたでしょうか?
2)これからのあなたの歩みについて、心にかかることはどんなことがありますか?それについて、神はどのように約束をしておられるでしょうか?

 

2018年11月18日 『谷間に泉が湧く』

説教: 錦織学牧師

聖書箇所: 詩篇84編

 

 

幸い・・・アシュレーという言葉。
・・・語源は「導く」→「導かれている」→「幸い」
幸せは、状況で左右されるものなのか?
どんな状況の中でも、変わることのない、幸い。
実はこの詩は、離れた地にあって、エルサレムを思って書いた詩。
1)主の家に住む幸い
あなたの居場所はどこか?ほっとできるところ。
家庭、職場?
神こそが、あなたの居場所になる。神はあなたのことを受け入れる。
2)谷間に泉が湧く幸い
バカの谷を行く時もそこに泉が湧く。
バカ・・・乾燥に強い植物。・・・渇いた谷、困難の谷。
新改訳「涙の谷」新共同訳「嘆きの谷」
状況が困難であっても、そこで泉が湧くのだということ。
「乾ききった谷を通り過ぎたら、オアシスがある」というのではない
涙の谷の只中で、泉を与えてくださるのが神様。
3)神を信頼する幸い
信頼する・・・身を投げ出す、という意味の言葉。
自分の願った通りにならなくても、主は良いことをしてくださるのだと信じること。⇔自分の願い通りに神様を振り回す。
「あたりまえ」ではなく「ありがたき」こと。
イエスが私たちのために命を与えてくださったのだから。
<テイクアウトQuestion>
1)あなたはどんな時に幸せを感じますか?こうなったら幸せなのに、と思うことはありますか?
2)状況に左右されない幸せ、というものがあると思いますか?それはどんなものでしょうか?
3)谷間の中でも泉が湧く、とは実際にはどのようなことなのでしょうか?そのような経験をしたことがありますか?

2018年11月11日 『『一切は空』から『主にある喜び』へ』

説教: 錦織学牧師

聖書箇所: 伝道の書12章1節〜14節

 

序)
まず「神が・・・」から入らない方法もある。
「伝道の書」はそのアプローチ。
始まりは「空の空、空の空、一切は空」。
平家物語のよう・・・諸行無常
結論は「神を恐れよ」。
1)神抜きで生きる意味
ソロモンの権力、富、知恵、名声。・・・一切は空。
ジョージ・フォアマン・・・力、勝利、名声、富・・・こんなことのために生きているのか?
この水を飲む者はまた渇く(ヨハネ4:13)
私たちのうちにある空洞。それを埋めるためにいろんなことをする。
なんとか埋めようとする。なんとか見つけようとする。
しかし、それでは満たされない。
私が与える水を飲む者は、いつまでも渇かず、私の与える水は、その人の中で泉となる(ヨハネ4:14)
2)人の限界と神の支配
3章・・・全てのことには時がある。
→神のなさることは時にかなって美しい。(11節)
→でも、私たちは全てを見極めることができない。
水の上にパンを投げよ(11章1節)
無駄に見えるようなことでも大胆にしなさい。
見えなくても、神様は報いてくださるから。回収させてくださるから。
ローマ8:28・・・万事を益にしてくださる
テイクアウトQuestion
1)「はじめに神が・・・」と始まる創世記と、最初に神を前提としていない伝道の書と、あなたはどちらが受け入れやすいですか?
2)あなたの心を満たすものは何でしょうか?本当に神様によって満たされているという感覚がありますか?
3)神様を信頼する時にどのような生き方ができるでしょうか?

2018年11月4日 『炎をもって答える神』

説教: 錦織学牧師

聖書箇所: 列王記上18章17節〜39節

 

序)
民は神と共に歩まない。神に背く、神を捨てる。
そんな中で、神と共に歩む人々。このエリヤもその一人。
神と共に歩むとはどういうことなのか、それをここからお話しする。
1)壊れていた祭壇を繕う
・祈りの祭壇・・・あなたの祈りの生活はどうなっているか?
 壊れていた祭壇・・・人々に忘れられていた/軽んじられていた。
 気にはなっていたのだけれども・・・実行しないとダメ。
・自分自身の献身
 ささげもの。
 最高のものを主に捧げる。
・イエスの十字架の恵み
 しかし、結局のところ、私たちの祭壇は、イエスの十字架。
 イエスの十字架に感謝すること、その恵みに応えること。
 →悔い改め。
2)天からの火を求める
・天からの火・・・聖霊様。
・聖霊様はどんなことをなさるか?
 罪を示し、救いを示す ヨハネ16章8節
 イエスを証しする ヨハネ15章26節
 私たちに力を与え、イエスの証人とする 使徒行伝1章8節
 み言葉を私たちの心に分からせてくださる
 平安を与えてくださる。
  不純なものを燃やし尽くしてくださる。
テイクアウトQuestion
1)「壊れていた祭壇」というところで、あなたは何が壊れた祭壇だと思いましたか?
2)聖霊様はどんなことをしてくださるでしょうか?今までどんなことをしてくださいましたか?今日は祈っている中で、どんなことを語ってくださいましたか?