2017年JCCNJ修養会 9月2日〜9月4日

全体テーマ : 「神の国マインドで生きる」

講師 : 内村伸之師(ミラノ賛美教会牧師)


9月2日 開会礼拝

 


9月2日 バイブルアワー① 「神の国の価値観で生きる」
聖書箇所 : ルカの福音書15章8〜10節

 


9月3日 聖日礼拝 「キリストの十字架を誇る」
聖書箇所 : ガラテヤ人への手紙6章14節

 

 


9月3日 バイブルアワー② 「私があなたに何をしたか、わかりますか」
聖書箇所 : ヨハネの福音書13章1〜15節

 


9月4日 バイブルアワー③ 「神の視点で共同体を見る」
聖書箇所 :マルコの福音書10章42〜45節

 


9月4日 閉会礼拝

 


 

2017年8月27日「賛美の力」

説教者  : 錦織学 牧師
聖書箇所 : 歴代誌下20章1節~30節

教会と音楽はずっと一緒だった。
旧約聖書の時代から、いろんな楽器や歌で賛美をしていた。
今日の聖書箇所:戦いの場面での賛美。

内側にあふれてくるもの→賛美・・・これが大切。
でも・・・溢れてくるまで賛美はできないのか、すべきでないのか?

ユダヤの国の国難・・・モアブ・アンモン・エドムの民が攻めてくる。
自分の力の無さを痛感する。太刀打ちできない!それを認める王。
→神に祈る。神に目を向ける。
→預言者の言葉。神が戦われる!
状況は変わらない中での賛美・・・そこに奇跡が起こる。

使徒行伝16章25-34節
パウロとシラス・・・濡れ衣を着せられた中での賛美。
囚人たちは聞き入っていた。
地震で牢の戸が開いてしまっても、誰も逃げようとしない。
獄吏が「わたしは救われるために何をすれば・・・」
賛美は自分を支え、周りの人々に影響を与えていく。

納得行かなくても、賛美をする時に開かれる恵み。
どんな状況の中でも賛美しよう。

  • テイクアウトQuestion
    1)あなたが賛美したくなる時はどんなときですか?賛美できない時はどんな時でしょうか?
    2)心にしっくり来る賛美、しっくり来ない賛美、ありますか?それはどのように受け止めればいいでしょうか?
    3)賛美によって力を頂いた経験はありますか?どんな経験でしょうか?

2017年8月20日「つまずいて立ち上がる」

説教者  : 錦織学 牧師
聖書箇所 : マタイによる福音書13章53節~58節

  • 序)
    つまずくのはどうして?・・・期待と違うから。
    イエスにつまずいた・・・イエスに対する自分の期待と、イエスがどんな方かが違うから・・・昔話ではない。私達の問題。
    つまずくこともある。しかし、そこから立ち上がらせていただける!
  1. 人々のつまずき
    自分が幼いときから知っているイエス。
    自分の常識の範囲、自分の理解できる範囲は受け入れられる。しかしそれを超えるものは受け入れることができなかった。
    ペテロ・・・「夜通し働いてもなにも獲れない」
・・・今更、沖に出ても無駄・漁師の常識⇔お言葉だから網を下ろそう
→イエスの奇跡を見る
    イエスに期待しなかった・・・御業を見れなかった。
詩篇81:10・・・あなたの口を広く開けよ!
  2. つまずきを超えて
    つまずいても立ち上がることができる。神との更に深い関係へと。
    不要なつまずき・・・マタイ18:1-6
    本当のイエスに出会うためのつまずき・・・私達のイエスへの期待・・・それを超えるイエスに出会う。
    多くのユダヤ人たちはイエスに軍事的、政治的メシヤを期待していた。
    「神がおられるならば・・・」という期待。しかし、イエスは完全な敗北に見える十字架の中に神の救いを表わされた。
  • テイクアウトQuestion
    1)私たちはどうしてつまずくのだと思いますか?
    2)自分の常識を超えてイエスに期待していますか?それを難しくさせてしまうものは何でしょうか?
    3)つまずきを越えて私達が立ち上がるために必要なのは何でしょうか?

ビデオは最初の11分が子供のためのメッセージ、その後に礼拝説教が続きます。

2017年8月13日「ハーモニーを作ろう」

説教者  : 錦織学 牧師
聖書箇所 : ローマ人への手紙12章3節~21節

  • 序)
    JOYJOYキャンプのテーマ「凸凹おんがくたい」
    ハーモニー・・・16節の「心を一つに」という言葉の英語訳。
    人生の指揮者は神様。一人ひとりが与えられたものを用いて、神様に従っていく時に、ハーモニーが生まれる。
  1.  ひとりひとり違うものが与えられている
    一人ひとりが違うものとしてつくられた。
    自分の使命に生きることの大切さ。(6-8節)トランペットはトランペットの役割、トロンボーンはトロンボーンの役割。シンバルはシンバルの役割を果たすことが大切。
    ちょうどからだのようなもの。
    特に教会はキリストのからだ。・・・手には手の役割、足には足の役割。相手を否定しない。自分の役割を超えないで、そこに生きる。
  2. ハーモニーを作るために
    9節からのところはハーモニーを作るために必要なことが幾つか出て来る
    愛と尊敬。⇔高慢。
    赦し・・・迫害するものを祝福する。善をもって悪に勝つ。
    そのために必要なのは、神の愛を知ること。神の愛に満たされること。
    第1ヨハネ4章11-12節・・・神の愛に動かされて、愛し合って歩んでいく時に、神が人々に伝わっていく。
  • テイクアウトQuestion
    1)あなたに与えられているものは何でしょうか?
    2)ハーモニーを作るために、あなたはなにができるでしょうか?
    3)自分の中に愛がないなあと感じた時には、どうすればいいでしょうか?

2017年8月6日「宝物の詰まった倉」

説教者  : 錦織学 牧師
聖書箇所 : マタイによる福音書13章51節~52節

  • 序)
    宝物の詰まった倉。・・・聖書・・・新約と旧約。
    あなたにも宝物の詰まった倉が与えられている。
  1. みことばの力
    13章の最初のたとえ・・・種には命があるから、芽を出して、育って、実を結ぶ。・・・みことばには命があり、力がある。
    人の励ましの言葉よりも、御言葉の力を知った人。
イザヤ43:19
    使徒行伝20:32・・・みことばには力がある。
    この宝物の詰まった倉を与えられていることを感謝して、この倉から宝物を出して使おう。
  2. 旧約と新約
    古いものと新しいものを取り出す。・・・古いものは古いものとして、新しいものは新しいものとして。
    旧約・・・人間の罪の現実と神の愛。救い主の預言。
新約・・・イエスにおいて、神は救いを表わされた。
    例:創世記3章
6−7節:アダムとエバが腰に巻いたのはいちじくの葉。
→自分で隠そうとしても隠すことはできない。
21節:神がアダムとエバに備えられたのは「皮の衣」
→動物が犠牲になって、人間の恥が覆われた。
→イエスが十字架によって、私達の罪を覆ってくださることの預言。
    聖書を通して、神の愛と救いが語られている。
  • テイクアウトQuestion
    1)あなたは聖書の御言葉によって教えられ、力が与えられたことはありますか?それはどんな御言葉でしょうか?
    2)この宝物の詰まった倉をあなたはどのように生かしているでしょうか?これからどのように生かしていこうと思いますか?

 

 

2017年7月30日「網を下ろそう」

説教者  : 錦織学 牧師
聖書箇所 : マタイによる福音書13章47節~50節

  • 序)
    2014年からの3年間の任期。第一コリント16:8
    新しい任期のためにもその言葉が与えられている。それと共にダニエル書3章17節の「たとえそうでなくても」という御言葉が与えられた。
    困難があっても、目に見える成果がなくても、神に従っていく。
  1. とにかく網を下ろそう
    世の終わりには天使たちが仕分けをするのだから、わたしたちはただ、とにかく網を下ろそう。→どんな人にもどんな時にも伝道していこう。
    第2コリント4章4−5節。先走って裁いてはならない。裁かれるのは神だから、私たちはただ網を下ろしていく。
    放蕩息子・・・父親は帰ってきた息子を無条件で迎えた。テストとか、悔い改めが本当かとか、しないで、また同じ失敗をするリスクを含めて受け入れた。
  2. あきらめないで網を下ろそう
    十二弟子のうち最低4人は漁師出身。このたとえがよくわかった。
    彼らが思い出したであろう出来事。ルカ5章。
    ペテロたちが夜通し働いたのに何も取れなかった朝、イエスは「沖へ出て、網を下ろしなさい」と言われた。
    ペテロたちは漁師、イエスは大工出身。漁師の方が魚のことはよく知っていた。「夜通し働いたのに何も取れなかったのです。でも、お言葉ですから・・・」と網を下ろした。→沢山の魚が獲れた。
    私達も伝道師ても伝道しても誰も救われない、導かれない。そんな時があってもあきらめないで網を下ろし続けよう。
  • テイクアウトQuestion
    1)あなたはこれまで何人の人にイエスのことを伝えてきたでしょうか?
    2)あなたが今心の中に「この人に伝えよう」という人はいますか?
    3)あなたが「この人は信じないだろう」と決めている人はないでしょうか?どうしてそう思うのですか?

2017年7月23日「見つけた!」

説教者  : 錦織学 牧師
聖書箇所 : マタイによる福音書13章44節~46節

  • 序)
    2つのたとえ。「畑の中の宝」「高価な真珠」
    「たまたま出会った」⇔「ずっと探してた」・・・いろんな道がある。
    共通するのは「見つけた喜び」「全財産を売り払って」ということ。
  1. 神の国を見つけた喜び
    持ち物を売り払う。
    チャールズ・スウィンドル著「仕える喜び」
    天国を手に入れるためにすべてを売り払う。それくらい価値がある。
「自分自身」をも・・・全ては神のもの。所有者は神ご自身。
「天国」→「神の国」→「神の愛に満たされること」
    喜びのあまり 嫌々ではない。喜びのあまりすべてを投げ出す。
    ピリピ3:4-9 パウロは自信があった。自分の生まれ、熱心さなど。
イエスのゆえに、それらのものが損と思うようになった。
キリスト共に歩む喜びのためなら邪魔になるほど。
  2. 私達への神の喜び
    もう一つの読み方・・・この宝物は、私達。
私達を見つけたイエス様は、私達を自分のものとするために、喜んで全てを投げ出して、ご自分を十字架で与えてくださった。
神様が私達を「見つけた!」と喜んでくださる。
    ルカ15:4-7 一匹の羊をさえ探して見つけ出してくださる。そして大喜びしてくださる。
「神の愛の支配」ってこういうもんなんだよ、ということ。
私達がすべてを捧げる前に、神様がすべてを与えてくださった。
  • テイクアウトQuestion
    1)イエスに出会った時にどんなことを感じましたか?
    2)今も自分のものにしているものはないでしょうか?
    3)イエスは私達のために何を手放してくださったでしょうか?

 

2017年7月16日「神の国の広がり」

説教者  : 錦織学 牧師
聖書箇所 : マタイによる福音書13章31節~35節

  • 序)
    2つのたとえ「からし種」「パン種」
    最初は小さい、気がつかない。⇒大きくなる。
    神の国=神の愛の支配=神の愛に満たされることは
小さく始まるけれども、大きく広がっていく。
  1. イエスから始まった神の国
    誰も気づかない、小さなものから始まる。
    イエスの働きはまさにそのようなものだった。
    ヨハネ12章・・・ギリシャの人々がイエスに会いたいと言ってきた。
弟子たち「これから先生の時代だ!」
イエス「わたしが栄光を受ける時が来た!」
⇒「一粒の麦が地に落ちて死ぬ時に多くの実を結ぶ」
    イエスは自分を捨てて、自分を与えることによって人々の魂をとらえる
    十字架・・・ローマ帝国の権力によってイエスは処刑された。
イエスの復活の後も、軍事力ではなく、イエスの愛によって、自分を与えて、私達を救う恵みによって、一人また一人と変えられていった。
⇒やがて、ローマ帝国はひっくり返されてしまった。イエスが主になる。
  2. あなたによって広がる神の国
    パン種は粉と混ぜられた時に、パン生地をふくらませる。
私達も世の中に出ていく時に影響をあたえることができる。
「全世界にでていってすべての造られたものに福音をのべ伝えよ。」
瓶詰めのイーストになっていないだろうか?
    私たちは土の器。大切なのは中にあるイエス・キリスト。
    神の祝福を持ち運ぶために、私たちは神に祝福された。
私達の存在を通して、周りの人々の祝福される。

 

  • テイクアウトQuestion
    1)イエスはどのようにして「神の国」を始めたのでしょうか?
    2)神の国はどのように広がっていくのでしょうか?
    3)私達が神の国をこの世界に広げていくために、私達のなすべきことは何でしょうか?

 

 

 

2017年7月9日「裁かないで任せる」

説教者  : 錦織学 牧師
聖書箇所 : マタイによる福音書13章24節~30節、36節~43節


  • 毒麦のたとえ・・・畑は世界、イエスが蒔いた種は私達、そこに毒麦の種も蒔かれた。それは教会の中に入ってきている問題。それを取り除こうとする私達。でも、神は待てと言われる。
    「裁きたくなる人がいても、裁かないで神様に任せなさい」というのがこの喩えを通して、イエスが語られたこと。
  1. 正しい裁きがなされる日が来る
    神の国・・・神の支配・・・「神の『愛』の支配」しかし、理不尽な扱いをされている人々の正しい裁きを求める声⇒神の『正義』の支配。
    ユダヤの人々の叫び・・・どうして私たちはこんなに苦しむのか?
・・・バビロン、ペルシャ、ギリシャ、ローマの支配下におかれる
→神の支配の下にあるならば、神が正しい裁きをしてくださる
    世の中の不正義、理不尽なこと、世の終わりには正しく裁かれる。
40節から43節
    しかし、困ったことがある・・・私たちは皆罪人。
⇒そのためのイエスの十字架。
  2. 互いに裁かない
    毒麦だと抜こうとすると、麦も一緒に抜いてしまうから、収穫まで待て。⇒私達お互いも先走ってさばいてはいけないということ。
第一コリント4:5
    毒麦と麦を間違えるかもしれない・・・私たちは正しい裁きをすることはできない。マタイ7:1−5。
    根が絡み合っているから、毒麦と麦が一緒に抜けてしまう。
    教会は完全ではない。不完全なものとして受け入れることが大切。
  • テイクアウトQuestion
    1)今あなたは理不尽な扱いを受けていると思うことはありますか?世の中不公平だと思うことはありますか?
    2)教会の中で互いを裁き合うことに対してイエスはどのように言っているでしょうか?

 

 

 

2017年7月2日「みことばの力」

説教者  : 錦織学 牧師
聖書箇所 : マタイによる福音書13章1節~23節

 

「天国の奥義」(11節)・・・死んだあとのこと?
天国⇒神の国⇒神の支配⇒神の愛の支配⇒神の愛に満たされること
御言葉によって、私たちは神の愛に満たされた歩みをする。

  1. 御言葉は実を結ぶ
    1つのポイントは・・・御言葉は必ず実を結ぶから、失望しないで、途中でやめないで、語り続けなさい。
    種には命があるから、必ず芽を出し実を結ぶ。
2000年の時を越えて花を咲かせた種。
    聖書の言葉にも命がある。神の言葉、神の約束。
    自分自身の証し・・・劣等感に苦しんでいる時に与えられた御言葉。
第2コリント12:9
    御言葉は単なる気休めや励まし、心理学的手法ではない。
⇒神の真実、神の約束。
  2. 御言葉を聞く姿勢
    道ばた・・・あっという間に忘れる。上の空。
    石地・・・喜んで受け入れる。しかし根がない。
心に根を張ることを許さない。
・・・自分が変えられること、砕かれることを受け入れられない。
根は土に深く入っていく時に根の働きをする。
    いばら
掘り起こされなければならない根が埋まっていた。
苦い根・・・言われた言葉、されたことが心のなかに残る。
この世の心遣いと富の惑わし・・・もっと良い生活。もっと豊かに。
    耕された、掘り起こされた心・・・御言葉を受け入れることができる。

テイクアウトQuestion

  1. あなたは自分がどの心だと思いますか?
  2. 石地の心の問題は何でしょうか?
  3. いばらの心の問題は何でしょうか?
  4. よく耕された心を持つためにはどんなことが大切でしょうか?