2019年8月31日 〜 9月2日『神に喜ばれるために (ローマ 12:2) 』- 2019年修養会

修養会講師: 島田 直師(サンロレンゾキリスト教会牧師)

 

『神に喜ばれるために (ローマ 12:2) 』- 2019年修養会
バイブルアワー1 : 聖霊の力 (ヨハネ 20:22)

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聖日礼拝 : あなたを変える力 (マルコ 5:25~34)

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バイブルアワー2 : 愛の力 (ヨハネ 13:34, 35)

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バイブルアワー3 : 福音の力 (マルコ 16:15,16)

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2019 年8月11日 『買えるものと買えないもの』

説教: 錦織学牧師

聖書箇所: コリント人への第二の手紙4章18節

 

  • 「買えるもの」と「買えないもの」どんなのがある?
  • 「わくわくタウン」では、買い物をした。子どもたちは買い物が好き。
  • でも、本当に伝えたかったのは「お金じゃ買えないものがある」ってこと。

 

  • 「見えるもの」と「見えないもの」もほぼ、「買えるもの」と「買えないもの」に同じ

 

  • 聖書が語る一番大切な「買えないもの」「見えないもの」はなに?
    ・・・神の愛
  • 神は私たちを神と共に歩むべきものとして造られた。
  • しかし、人間は神に背を向けて、自分だけで生きられると考えた。
  • 神から離れた人間の世界に入ってきたのが「死」
    肉体の死
    霊的な死
  • そこから私たちを救うためにイエスが送られた。
  • イエスの十字架は私たちの罪のため。罪の身代わり。

 

  • この神の愛は無料、フリー、プレゼント、ギフト。
    私たちはそれを感謝して受け取るだけ。
    第一ヨハネ4:10

 

  • しかし、それと共に、そのために大きな犠牲が払われていることを忘れてはいけない。
    第一ヨハネ3:16

 

<テイクアウトQuestion>

1)    「買えるもの」と「買えないもの」どんなものがあると思いますか?

2)    神の愛はどのように表されているでしょうか?

3)    神の愛を受け取るために必要なのは何だと思いますか?

4)    神の愛は無料で受け取れるけれども、そのために大きな犠牲が払われているのだということは、私たちにどんな生き方を求めているでしょうか?

 

2019年7月28日 『聖書の力』

説教: 錦織学牧師

聖書箇所: テモテへの第二の手紙3章14節〜4章5節

 

• 神はいろいろなものを通して、私たちに語っている。
• 例えば自然界。宇宙は、神の大きさを示し、私たちの小ささを教えてくれる。
科学者たちは、その科学を通して、神の大きさを示す。詩篇8:3−4
• 聖書を通して、神は一番語ってくださる。

1) 御言葉は私たちを救いへと導く
• 神は聖なる方+神は私たちを愛しておられる。
• 人は神のかたちに造られた。神と共に歩むために。
しかし、人は神に背を向けて、神なしの歩みをするようになった。・・・罪
• その罪の赦しのために、再度神と共に歩む道を開くためにイエスが十字架で罪の代価を払われた。→信じる者が救われる。

2) 御言葉は私たちを成長させてくださる
• 信じて完成ではなく、成長させていただく。
• 励ましの言葉もたくさんある。
しかし、ここでは、「教え、戒め、矯正し、訓練する」ものとしての聖書
• 聖書が私たちを料理する。・・・いのちがあるから。
• ヘブル4:12

3) 私たちは御言葉の力を信頼する
• 「あくまでも寛容の心で」・・・忍耐の限りを尽くして・・・「あきらめない」
• 時がよくても悪くても・・・聞いてくれても、くれなくても。
• 聖書の言葉には命があるから。タネは芽を出すから。
• 使徒行伝20:32

<テイクアウトQuestion>
1) あなたは、どこで一番神を感じるでしょうか?
2) 聖書が私たちに必要なのはどうしてだと思いますか?
3) 聖書によって、自分が大きく変えられたこと、整えられたこと、どんなことがあるでしょうか?分かち合ってみましょう。

2019年7月21日 『夫婦の愛・神の愛』

説教: 錦織学牧師

聖書箇所: エペソ人への手紙5章22節〜33節

 

 

  • 聖書は結婚を重んじ、結婚を祝福している。
  • 聖書は夫婦のことについて、多くのことを教えている。
  • 聖書は夫婦の問題を簡単にやり過ごさないで、真剣に取り扱っている。

 

1)    妻への教え

  • 「主に仕える(従う)ように夫に仕え(従い)なさい」
  • 「仕える」「従う」という動詞は出てこない。・・・21節の「仕え合う」から。
  • この時代、妻は夫の所有物のように考えられていた・・・聖書は革命的
  • 自由に仕えていく。神様を信頼して、従っていく。

 

2)    夫への教え

  • 「キリストが教会を愛して、自分を与えられたような愛で妻を愛する」
  • 結婚してわかること・・・自分には愛がないなあということ。
    自分に都合のいいところを愛している。・・・全てをありのまま愛しているのではなない。

 

3)    夫婦を支える神の愛

  • 「相手が変われば、私ももっと愛せるのに」と、相手のせいにする
    ・・・これが問題。あなたからスタートする。
  • キリストが教会を愛した愛。教会に集う人々が立派だからではない。

罪人を愛されたイエス。

  • 力がないから力を与えるのが神。それを信頼するのが信仰
    エペソ1:19, ヘブル11:1

 

<テイクアウトQuestion>

1)    自分には愛がないと感じる時がありますか?それはどんな時でしょう?

2)    愛するために必要なのはなんでしょうか?

3)    神様が男性と女性を(また一人一人を)違った存在として、造られたのにはどんな意味があるのでしょうか?

2019年4月28日『とにかく信じてほしい』

説教:栗栖信之牧師

聖書箇所:ヨハネによる福音書(John) 20:24-31

 

◆結論・最重要点:イエス様は私たちに、とにかく信じてほしい。 なにを?:イエスが神の御子キリストであることを。 なぜ?:信じる者がイエスの名によって命を得るため。 どのように?:イエス様を「見ないで」信じてほしい。

◆「見て信じた」弟子たち ・マグダラのマリヤ(18節)・トマス以外の弟子たち(20節、25節) ・500人の弟子(第一コリント15:6)・40日間現れたイエス様(使徒1:3) ★「見なくては信じることのできない」不信仰な弟子たち。イエス様はどうしても信じてほしかった。それで姿を見せて、信じる者にして下さった。

◆「トマス」という人物(ヨハネ11:16;14:5) ・トマスはイエス様を心から愛し、特別な感性を持ち、思ったことを素直に表現し、人の評価を気にしない、妥協しない、強い意志を持った人。 ★こんなトマスだからこそ「イエス様をこの目で見たい!手で触れたい!」と思った。イエス様はとにかく信じてほしくてリクエストに応えられた。

◆イエス様の私たちへの願い「とにかく信じてほしい」 ・私たちは今、イエス様を見ることができない。でも「見ないで信じる者は幸い」であることをペテロが教えてくれた。(第一ペテロ1:8-9) ★見ないで信じる者の内側に神様の愛と聖霊が働いてくださる!

 

<テイクアウトQuestion>

1.イエス様を見たいですか?見たい、見たくない、見る必要がない理由は?

2.「見ないで信じる」ことは難しいですか?簡単ですか?なぜですか?

3.「見ないで信じる」ことの素晴らしさは何ですか?それを体験しましたか?(した人は今週だれかにシェアしましょう!)

4.「見なければ信じられない」と言う人に、どのように寄り添いますか?その人の気持ちがわかりますか?何を伝えますか?

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『砕かれた心』

説教: 錦織学牧師

聖書箇所:マルコによる福音書14章:66-72節

序)

  • ペテロは教会の最初の指導者。
  • その指導者の話は、失敗ばかり。
  • 4つの福音書に出てくるのは、このペテロの否認の話
  • どうして、最初の指導者、信仰の大先生の失敗の話をこんなにするのか
    →私たちの信仰の出発点があるから。大切な信仰の本質
  • →自分の努力の限界、弱さを知らされて、砕かれて、神を頼る。
  1. 自分の力で失敗したペテロ
  • ペテロの決意(マルコ14:27-31)
  • 女中のことば・・・正式な裁判だったら?
  • どうして、ペテロはイエスを否定したのか?・・・人間の弱さ。
  • 自分は大丈夫だと思っている人こそ危ない、と聖書は繰り返し述べる
  • コリント第一8:2「もし人が、自分は何か知っていると思うなら、その人は、知らなければならないほどの事すら、まだ知っていない。」
  • コリント第一10:12「だから、立っていると思う者は、倒れないように気をつけるがよい。」
  1. 砕かれて用いられたペテロ
  • ペテロは泣いた・・・ペテロが生まれ変わる出発点。
  • 自分の弱さを思い知らされた。そこに神の力が注がれた。
  • ペンテコステの日のペテロ「あなた方がイエスを十字架につけたのだ」
  • 使徒行伝4章では大胆にイエスの救いを語った。8-12節、18-20節。
  • ペテロの殉教

<テイクアウトQuestion>

  1. 聖書はどうして、最初の教会の指導者であったペテロの失敗する姿を何度も書いているのでしょうか?
  2. この世では自分の力で生きることの大切さが語られることが多いです。どうして、自分の力で生きていくことに問題があるのでしょうか?
  3. どうして砕かれた人は神に用いられることができるのでしょうか?
  4. あなた自身が砕かれた経験がありますか?どんな経験だったでしょうか?

『足を洗うイエス』

説教: 錦織学牧師

聖書箇所:ヨハネによる福音書13章1節〜15節

 

  • 最後の晩餐・・・大切な人たちと、大切な話をする。
  • イエスが足を洗われたことは、イエスの愛の現れ。
  1. 弟子たちに仕えたイエス
  • 当時の社会の中で、足を洗うのは奴隷の仕事。
  • ここには奴隷がいなかった。誰が?互いに一番格下の存在を探した。
  • イエスは自分が立って、弟子たちの足を洗われた。
  • イエスは言われた。「あなたがたも互いに足を洗い合いなさい」と。
  • 今で言うならば、どういうこと?
  • 教会でいうならばどういうこと?
  • 注目されることでもなく、感謝されることでもなく、互いに「誰かやってくれるといいけど」ということ・・・。
  1. 弟子たちの足を洗われたイエス
  • 6-11節のペテロとイエスのやりとり
  • イエスの十字架は、私たちの罪を洗い流すことを象徴的に表していた。
  • 「もしも、私が洗わなければ、あなたは私となんの関わりもなくなる」
  • 「私の足は洗わないでください」・・・自分でやります?
  • それと同じことを私たちは神様に対してしていないだろうか?
    一生懸命自分で準備をして、「さあ、イエス様を受けいれます」と。
  • イエスは今も、私たちにそのままの心で来るようにと招かれている。
  • 洗うのはイエス様。自分の力できれいにするのではない。
  • 一番隠しておきたい、一番恥ずかしいと思うところをイエスに差し出すこと。

<テイクアウトQuestion>

  1. 人々の足を洗う、ということは、今の時代に当てはめるとどんなことになると思いますか?
  2. 教会で「互いに足を洗い合う」とは具体的にどんなことが考えられるでしょうか?あなたは何ができるでしょうか?
  3. あなたはイエスに、「自分の足を洗ってもらう」経験をしたことがありますか?どんな経験でしょうか?

2019年3月3日『十字架への道』

説教 : 錦織学牧師
聖書箇所:マタイによる福音書16章13節〜28節

 

  • イエスの「公生涯」の転換点になる時。
  • ここから受難(十字架)のことを、弟子たちに語り始める。
  1. ペテロの信仰告白
  • 「あなたは何と言うか?」という問い。
    他の人の意見は聞いた。でも、あなたは何と言うか?
  • ペテロの答え・・・「生ける神の子キリスト」・・・救い主
  • この岩の上に教会を建てよう。
    ・・・教会はこの信仰ゆえに一つになっている。
  • あなたの答えは?
  1. イエスの使命
  • 十字架への道を語り始めたイエス。
  • 弟子たちはそれを受け入れることができなかった。
    ペテロ「そんなことがあってはなりません」
  • イエスはその言葉の中にサタンの声を聞いた「十字架なんかやめろ」
  • 弟子たちは自分たちの期待にイエスを当てはめようとした。
  • イエスは一貫して、そのサタンの言葉、人々の期待を退けた。
    十字架への道・・・私たちを救うため。
  1. イエスに従う者たち
  • イエスは自分が、十字架への道を歩むだけではなく、
    イエスに従う人々をも、自分を捨て、十字架を背負う歩みに招かれる。
  • 十字架を負う・・・死刑判決を受けた者として歩む。
    自分の夢、自分の願い、自分の考え、自分の主義主張にこだわらない。
  • 自分を捨てる時にこそ、本当の自分を取り戻すことができる。
  • 捨てるべきもの、結局はプライド?

<テイクアウトQuestion>

  1. あなたは自分の言葉として、イエスをどんな方だと告白しますか?
  2. あなたにとって、一番大切なものは何でしょうか?それをイエスのためにささげることができますか?
  3. 自分を捨てた時に、どんなものを得ることができるでしょうか?

 

2019年2月24日『主の祈り』

説教: 錦織学牧師

聖書箇所: マタイによる福音書6章9節〜15節

  • 「主の祈り」・・・イエスが「このよう祈りなさい」と教えられた。
  • 毎週の礼拝の中で祈っている。
  • 意味はどれだけわかっているだろうか?
  1. 主の祈りは何か?
  • 神の国を求める祈り
    →神様の素晴らしさ、神様の愛、神様の思いが、この地上でも、豊かに表されるようにと祈っている。
    →その視点で、後半を見ていくと、私たちの人生の中に神様の支配が溢れますように、という祈り。
  • 私を通して
  • 私を超えて
  1. 主の祈りの中心である赦し
  • 主の祈りの後で、イエスは赦しのことを改めて言われた。
    神の国、神の愛の支配の中で、大きな問題は赦しの問題。
    神の国を壊す問題・・・赦せない、という問題。
    神様の愛の支配は、赦しを通して表される
  • マタイ18:23-35・・・100デナリの借金を赦せなかった。・・・確実に相手が悪い。でも、自分はそれをはるかに超えるものを赦されている。
  1. 主の祈りの土台である神との信頼関係
  • 「父よ」からはじまる。・・・信頼の呼びかけ。
    それを可能にするイエスの十字架の恵み。
  • 山上の説教の前提は・・・「神が私たちを愛し、私たちを救ってくださったのだから」・・・あなたは10000タラント赦されているのだ。

<テイクアウトQuestion>

  1. 「主の祈り」をどのような思いで祈ってきましたか?
  2. 主の祈りの中で、どの祈りが、今あなたの心にぴったり当てはまるでしょうか?どこかに引っかかる言葉はありますか?
  3. あなたには赦すべき人がいるでしょうか?どんな人でしょうか?

2019年2月10日『神の報い』

説教: 錦織学牧師

聖書箇所: マタイによる福音書6章5節〜6節

  • 一緒にいるだけで嬉しい、楽しい、って究極の関係。
    神の報いって、そういうものではないか?
  1. 神様の報いって何?
  • この世でいいことがある?天国でいいものがたくさん準備されている?
  • 「天に宝を積む」→「献金をしたら天国銀行にたくさん貯金がある」
    「神様のために一生懸命やったから、神様はたくさんいいものを天国で準備してくださる」
  • でも、祈りの報いって何?隠れて祈ったら、天国の報いがある?
  • 天国・・・神の愛に満たされていること。神とともにあることこそが、「戸を閉じた祈り」に与えられる報い。
  • 神様ご自身と、神様が与えてくださる何か、とどちらを大切にしているか?どちらを期待しているか?どちらを喜んでいるか?
  • 神様の与える平安・・・ピリピ4:6-7
  • ヤコブのペニエルの経験・・・創世記32章
  1. 戸を開けておきたい気持ち
  • イエスはあえて「戸を閉じて」と言われた。⇔開けておきたい気持ち
  • 「私は祈っていますよ」と言いたい時。誰かへの励ましならいい。
  • でも、そうではなく、自分が祈っていることを認めて欲しい気持ち。
  • また反対に「恥ずかしいから」というのも「認められたい」の裏返し。
  • 放蕩息子のたとえ・・・ルカ15章
    兄息子・・・こんなにやったのに!認めてくれ!
    でも、父は兄も弟も、そのまま受け入れた。
  • 神とともにいることを喜ぶ。人に認められて満足なんてもったいない!

<テイクアウトQuestion>

  1. 神様は私たちにどんな報いを与えてくださると聖書は語っていますか?その中で一番素晴らしいものは何でしょうか?あなたは何が一番嬉しいですか?
  2. あなたは祈りについて、後ろの戸を開けて祈りたいと思うことはありません

2019年1月27日『真理はあなたを自由にする』

説教: 錦織学牧師

聖書箇所: ヨハネによる福音書(John) 8:31-32

  • 今年、教会のために与えられているみことば。
  1. 自分を縛っているものを知る
  • イエスを信じた人たち→最後はイエスを殺そうとした。
    ・・・33節「私たちはもともと奴隷になんてなったことはない」
  • 第一コリント8章2節「知っていると思っている人は知らない」
    自分が何かに縛られていると知ることがまず大切。
  • 何に縛られているのだろうか?
  • 「罪」「死」「律法主義」「過去の傷」「恨みや怒り」
  • 全ては認めるところから始まる。
  1. 神の子の自由
  • イエスを信じる者たちは自由を与えられる。
    神の子としての自由。ローマ8:15
    神の子として、神を信頼して歩める自由。⇔ 奴隷として、ビクビク歩む。
  • もう2度と奴隷のくびきに繋がれてはいけない・・・ガラテヤ5:1
    奴隷のくびき ⇔ イエスが私たちのために準備してくださっているくびきマタイ11:30「わたしのくびきは負いやすく」・・・「ぴったりフィットする」カスタムメイド。
  • 他の人とは違う。違っていい。違わないといけない。
  1. 隣人のための自由
  • ガラテヤ5:13-14
  • 私たちの与えられた自由は、自分勝手に生きるためではない。隣人に仕えるため。隣人を愛するための自由。

<テイクアウトQuestion>

  1. あなたは自由ですか?あなたは何かに縛られていますか?あなたを縛っているものは何でしょうか?
  2. イエスはどのように私たちに自由を与えてくださるのでしょうか?自分が今まで経験した「解放」はどのようなものだったでしょうか?
  3. あなたはイエスによって与えられた(与えられる)自由を、これからどのように用いていきますか?

2019年1月6日『イエスに触れる』

説教: 錦織学牧師

聖書箇所: ヨハネによる福音書20章30節〜31節

  • 4つの福音書(マタイ・マルコ・ルカ・ヨハネ)
    一つのイエスの生涯を、4人の人が書いた。
    4つの角度から書いた。・・・でも共通のメッセージもある
  • マタイ・マルコ・ルカは似ている。・・・共観福音書。
    マルコが最初に書かれて、マタイとルカはマルコを参考にした。
    イエスの伝記→「この方はほんとうに神の子だった」
  • ヨハネ・・・最初からおられた神の子→人となってくださった。
  • マタイ・・・ユダヤ人に向けて書かれた。イエスは旧約聖書に予言されてきた救い主。ユダヤ人の王。→世界の救い主。
  • マルコ・・・イエスは神の子、神のしもべ。人々に仕える方。イエスの言葉よりも、イエスの働き。「すぐに」という言葉の多用。
  • ルカ・・・テオピロというローマの高官宛。イエスは「ほんとうの人」として歩まれた。「良きサマリヤ人」「放蕩息子」「ザアカイ」など。
  • ヨハネ・・・最初からおられた神の子であり、言であり、光であり、命を与える方が、この世に来られた。私たちに命を与えてくださる。

→4つの角度から見ることによって、イエスの生涯が本当に豊かなものとして分かってくる。・・・聖書を通してイエスに触れる。

  • 共通するメッセージ。・・・イエスはご自身を与えてくださった。
  • 当時の当たり前の「王」「神のしもべ」「神の子」「救い主」「ほんとうの人」とは違う、革命的な形でご自身を表された。
  • 十字架の人々の言葉。「神の子なら、イスラエルの王なら、救い主なら、そこから降りてきてみろ」・・・サタンの誘惑の延長。
  • イエスはその期待には応えず、自分を与え尽くされた。
    →私たちはどのように応えるのか?

<テイクアウトQuestion>

  1. どうして、聖書には4つの福音書が入っているのだと思いますか?
  2. その4つの福音書に共通するメッセージはどんなことがあるでしょうか?
  3. あなたは全てを与えられたイエスにどのようにお応えしようと思いますか?具体的にお応えすることができるのはどんなことでしょうか?