説教者 : 錦織学牧師
聖書箇所 : マタイによる福音書18章21節〜35節
今年のみ言葉
「わたしたちが神の子と呼ばれるためには、どんなに大きな愛を父から賜わったことか、よく考えてみなさい。」第一ヨハネ3:1
私たちがこれほど愛されている→「赦しなさい」
実はこの言葉は第一ヨハネのテーマの1つ。第一ヨハネ4章19-21節
ストーリー
1万タラントの借金「もう少し待ってください。必ず返しますから。」
でも、主人はわかっていた、返せない。だから赦してやった。
そしたら向こうから100デナリ貸している奴が来た。
同じことを言うこの人。「ちょと待ってくれ、必ず返すから」。でも、彼はそれを赦さなかった。主人は怒って、彼を牢屋に入れてしまう。
100デナリ・・・100日分の稼ぎ。簡単に赦せない。
「お互い様」のことではない、「絶対に向こうが悪い」ということ。
100デナリ・・・先ほどは大したことはないと言った。でも、これはあくまでも1万タラント赦されたのだという前提があるから。
ここの部分だけ見ていると、簡単には赦せない。
1)自分が赦されたことを忘れている。
2)あれはあれ、これはこれ、と切り離して考えている。
3)1万タラントの意味がわかっていない。
→神を愛しているといいながら、兄弟を愛せない人は偽り者。
赦さないならば、苦しむのは自分・・・拷問役人
- テイクアウトQuestion
1)あなたはどうしても赦せない人がいますか?どうしてでしょうか?
2)自分が赦せない時、上の1)2)3)のどの状態だと思いますか?
3)あなたはどれくらい赦されたと思っているでしょうか?