私は今年の夏、姉と2人でJCFNの15周年記念ホノルル・コンファレンスに行きました。私はどうしてもハワイに行きたかったんです。私にとってハワイは世界で一番好きな場所で今年の夏もハワイのビーチへ旅行したいと思っていました。あの爽やかな海風、暖かい気候、綺麗な海と素敵な風景はこの地上でハワイしか持ってない特徴だからこそ行きたくてしょうがなかったんです。そういう理由で私は、ホノコン(以下ホノルル・コンファレンスの略)に参加したのですが、神様は違う目的で私をハワイに送ったのです。では、ホノコンで何が起こったのかを書きたいと思います。
今年のホノコンのテーマは「You Gotta Paddle! Can’t You See It? ~主の波はもう来ている~」でした。そこで気がついたのですが、実は皆私の周りの友達はこの「~主の波はもう来ている~」に気付き、洗礼を受け、Strong Christianになっていたのですが、なぜ私だけがいつも置いてけぼりになっていたのか悩んでいました。でも考えてみると私ももうとっくに神様を信じてました。それは赤ちゃんの頃から教会で育ったような環境だったからかもしれませんが、「神様が私のためにイェス様を地上に送り、私の罪のために十字架につけられ、よみがえったからこそ私の罪は赦された」は100%信じていました。小さい頃から何か問題があれば神様に祈り、彼はいつも絶対に私の横にいる事を学んできたからいつも何かが起こったら神様に頼っていたんです。「…じゃあ、なんでまだ洗礼を受けてないの」の疑問にいつもたどり着きました。それがホノコン、そしてそこで出会った皆のお蔭で解決できたのでした。
私がホノコンに行きたかった No.1 の理由はハワイでした。別に信仰を深める目的もなかったし、何を期待するかも知りませんでした。でも、そこで歌った意味深い賛美のせいか、先生方の説教が本当に心に突き刺さったせいか、特別に最高だった Small Group で分かち合った時間のせいか、いつの間にか毎回賛美を歌った時や話し合った時、私の目はいつもウルウルしてて、涙が止まりませんでした。神様の十字架の愛、そして感謝の気持が溢れて、初めて賛美の意味が心に突き刺さって来た気分でした。
この気持の変化はDay2 の Small Group の ディスカッションからです。一体そのディスカッションで何が起こったかというと、荒井牧師が教えてくれたことです。Small Group の皆に私が持っていた悩みを相談したら、荒井牧師がニコッと笑って「レナさん、あなたは一人じゃないんですよ。本当の事を言うと、幼い頃から教会に行ってた人の方が洗礼を受けるのが遅いんですよ。それは、そうゆう人は神様に初めて出合って人生が全く変わった、すごい証をする人じゃなくて、何気なく信じているみたいだからからです。レナさんはもうすでに救われています。レナさんが波に乗りたい気持、ちょっと考えてみなさい。もう Paddle していると思いますよ。レナさんはもうすでに波に乗っていますから、あなたが言ってた洗礼への道、もう歩んでいますよ。これからは同じく神を信じ、洗礼を受けるだけですよ。もうクリスチャンなんですから。」と話してくれました。だけど私はまだ足りない気分を持っていたら、同じグループだった下部ゆうこさんがこう言ってくれました「もしかしてレナちゃん、何かが起こるのを待っているんじゃないかな。ちょっとしたアドヴァイスね:自分で波を作らなくていいんだよ。自分で作っても、神様の波の方が全然大きくて素晴らしいんだよ。『私はこんなすごい事が起こってクリスチャンになったんだ。人生、180度回転しました。』みたいな証できる事を待っているんじゃないかな。そんなのいいんだよ。最終的には皆で波を Surf できる事が一番重要なんだよ。だから自分の力で何かを作ろう!と思ってないで、レナちゃんを乗せようとしている神様が特別作ってくれた波を皆で Paddle すればいいんじゃないかな。」その一言で私が何かすごい事が起こるのを待っているのに気付き、そして人生を変えてくれるような出来事なんか必要じゃない事に始めて気付きました。
それから次の日賛美していた時、ただ歌ったんじゃなく、本当に歌詞を味わって初めて神様への「賛美」をしました。その日の一つの賛美は:
「主は導きをもって私をここまで支えられた
主の十字架の後をただついていきます
あなたのみかお見つめて みこえをたよりにして
みあしのあとをついていかせてください 愛する主よ」
でした。そして、やっぱり神様一番! と思いながら人生を振り返ってみました。本当に一歩一歩イェス様が共に歩んできてくれた事、そして今まで神様がすごく人生を祝福してくれた事に感謝でした。神様は頼れるお方でずっと気付いてなかったけど、いつも支えてくれていた事を賛美し、ホノコンで出会った皆の事を考えました。「こんなに暖かくて明るい皆に恵まれて、神様ありがとう!笑顔で本当に人生を無駄にしてない、楽しそうに毎日生きてる皆…神様の力はすごい!私も皆みたいに人生を生きて、神様の後をついていきたいな」と思いました。
それから Small Group の皆にその燃えていた気持を告白し、洗礼を受けたい事を分かち合いました。皆は感激してくれて、本当に支えられている気分でした。その時から神様が私の事を愛してくださって、愛してくれる人たちに囲まわれている事を本当に感じて、喜びで溢れて、スマイルが顔から離れませんでした。
次の夜、ホノコンの最後の夜、友達四人で徹夜しました。ゲームを遊び、話し合っていたら、もう日が出る時間になりました。その朝日が言葉で表せないぐらい綺麗で、やっぱり神様すごい!こんな素晴らしい地球を造ってくださったすごいお方だ!とまたまたおもいました。そしてその朝日を見ていた食堂の屋上で四人で賛美をし、最後のホノコンのお日様を迎えました。
そして帰りの日。ホノルルのアラモアナビーチで BBQ Party を持ちました。野外礼拝をして、皆でお昼ご飯を食べて、2,3人証しました。ビーチで遊び、とうとうお別れの時になりました。親しくなった皆にお礼とあいさつをして送迎のヴァンに乗りました。飛行場へ着いて、ハワイにお別れして、この洗礼を受けたい燃えている気持だけを持ってニュージャージーに帰って来ました。
その帰って来たその日に錦織先生、そして教会学校の中高科の立石先生と鬼頭先生にメールを書いて、洗礼を受ける決心の事を伝えました。先生三人とも私の気持をサポートしてくれて、一ヶ月後に洗礼を受けることができました。
教会、そして、私を励ましてくれた皆様、いつも祈って私の事を覚えていてくれてありがとうございます。どうかこれからのクリスチャンとしての歩みも支えてください。本当に教会を通して出会った皆様が応援してくれていた事に感謝しています。
月報2006年9月号より