「私は、前から神様を信じていました…」

私は、前から神様を信じていました。でも、心の中では、何か言葉では言えない変な感じがありました。 だからいつも母に、『洗礼受けなくても、信じていれば天国へ行けるよね』と聞いていました。それは私の何かが洗礼は受けたくないと言ってたからです。

私はきっと神様が、『晶子の中にまだ来てないのだ』と思っていました。この気持ちで私は苦しみました。毎日、毎日神様に『なぜ来てくれないのですか?』と聞いていました。そして、一方で、みんなに洗礼受けなくても平気ですか、と聞いて歩いてました。

でも、いつもRachel Joy Scottの本を読んで、なぜRachelは12才で洗礼が受けられたのか不思議でした。私はRachelみたいになりたいとずーと思っていました。

あるとき私が行っていた教会のユウスグループのキャンプへ行きました。そこでは、毎日神様の学びをしました。一日に二回は礼拝がありました。ある日その牧師先生がこう言いました。それは、ルカによる福音書5章3節で、『その一そうはシモンの船であったが、イエスはそれに乗り込み、シモンに頼んで岸から少しこぎ出させ、そしてすわって、船の中から群衆にお教えになった。』というところです。つまり、イエス様はシモンの船をboat jackしたと。そこで、その牧師先生は言いました。『イエス様はあなた達に聞かないであなた達の船に乗り込む。』と。そこで私は、本当は、イエス様はもう私のところに来てくれていたんだと気がつきました。

その牧師先生は、「きっと、魚が獲れずに怒っていたシモンに、イエス様は、『おまえの魚は何処にある』と聞いただろう」と言いました。そこで、私達に聞いたのです。『あなたの魚は何処ですか?』 私は『魚』はイエス様の事だと思いました。イエス様はもう私のところに来てくれていたのに、それに気がつかないで、ずっと苦しんでいたんだと気がつきました。そのとき神様にあやまりました。変な事を言ってご免なさい。その祈りの後に本当に神様が許してくれたように、以前感じていた変な気持ちが消え、救われた気持ちになりました。

神様は私をアメリカに導いて、教会にも導いてくれて、今度はこのキャンプにも導いてくれたのです。心から感謝しています。ルカ5:11『そこで彼らは船を陸に引き上げ、いっさいを捨ててイエスに従った。』私もすべてを捨てて、神様が用意してくれてた方向へ行きたいと思います。

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Rachel Scott情報
www.racheljoyscott.com
主な書籍
The Journal of Rachel Scott
Chain Reaction
Rachelユs Tears
The Martyrユs Torch
The Untold Stories of Columbine

1999年4月20日、コロラド州リトラトン(デンバー郊外)コロンバイン高校で、2人の男子生徒が、同高校内で13人を射殺後、自分たちも自殺しました。彼らの標的は人種的マイノリティとクリスチャンでした。犠牲になった13人のうち8人がクリスチャンでした。日本のメディアはこのことをほとんど報道しなかったので知らない方も多いでしょう。そして、この事件の本当の影響も。
昼食時間、外で昼食をとる女生徒に銃は向けられました。腹部と足が撃たれました。犯人は銃をその子の頭に当て、”Do you still believe in your God?”と問います。その子は答えます。”You know I do.” ”Then, go be with him.”の言葉とともに銃弾が彼女を貫きました。この女生徒がRachel Joy Scottでした。
犯人はさらに図書館へ向かい、同じような質問をし、Yesと答える者たちに容赦なく銃弾を浴びせていきました。

犠牲になったクリスチャンたちの葬儀では、その子供たちの証しが紹介され、生前の彼らの行動がいかに愛に満ちたものであったかが紹介されました。実に多くの同級生たちがその葬儀でイエスを主と受け入れ、救われました。

波はそれだけでとどまらずに、世界中に届こうとしています。3年以上を経過し、でもさらに強く私たちの心に語りかけてきます。彼らは確かに「一粒の麦」でありました。

月報2002年10月号より

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