「クリスマスは終わらない」

新年明けましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。

最後に年末年始を日本で過ごしたのは、もう28年前になりますが、その頃の日本では12月25日には街のクリスマスツリーが一斉に門松に変わったものです。クリスマスが終わると慌てて新年の準備をしていたように記憶しています。今でもそうでしょうか?アメリカにある日本語教会の私たちも、門松は飾りませんが、でも、やはりクリスマスが終わると、慌てて新年の準備をするのは同じかな、と思います。そして、一年を振り返って、新年は新しい気持ちでスタートをします。

しかし、最近思わされるのは、もうちょっとクリスマスの意味を考える時があってもいいのではないか、ということです。こちらの歌で12 Days of Christmasという歌がありますが、それはクリスマスまでの12日間ではなく、クリスマスからの12日間です。1月6日までの12日間です。ですから、今月号でも、もう一回だけクリスマスの話を書きますね。

先月号では(読んでおられない方、忘れてしまった方は、ぜひこちらからご覧ください)、イエスが暗闇を照らす光としてきてくださったことを書きました。キャンドルライトサービスの時もお話ししたように、暗い中、ろうそくを灯すのは、その雰囲気を味わうためではなく、暗闇の中にこられた光であるイエスのことを表すためなのです。

その時に、一人一人がろうそくを持って、火を隣の人から受け取って、また隣の人に回すようにしていただきましたが、それは、イエスの光を私たちが受け取って、また隣の人に受け渡していく、その使命をいただいていることを表しています。イエスは言われました。

「あなたがたは、世の光である。」マタイ5:14

イエスが光としてこの世に来てくださっただけではなく、私たちがその光を受けて、そのともしびを受け取って、今度は周りの人々に手渡していくのです。広げていくのです。あのイブのキャンドルライトサービスの時、一つ一つのともしびの光は小さくても、皆さんに受け渡していったときに、会場全体が明るくなったように、私たちの持っている光は小さくても、それを周りの人々に受け渡していく時に、この世を明るく照らすことができるのです。そういう意味では、クリスマスの日に起こったことは、クリスマスが終わったら、おしまいではなく、続いていくのです。クリスマスは終わらないのです。

教会ではいつでも皆さんを歓迎します。イブだけではなく、新年も、そして、特別な日だけではなく、いつでも、皆さんを歓迎します。ぜひこのともしびのリレーに加わってください!